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足をのばして欲張り旅 「大沼・七飯・森・鹿部・北斗エリア」

大沼函館雪と氷の祭典 見歩き、食べ歩き

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函館市内からJR1本ですぐに行くことのできる、隣町・七飯町の大沼国定公園。
例年2月上旬の週末に、「大沼函館雪と氷の祭典」を実施しています。

降り積もった雪で作った雪像がずらりと立ち並び、凍結した大沼の湖面から切り出した氷で制作したすべり台で遊べるという、
まさに真冬を楽しむイベント。おいしいものが待っているという噂も......!

そうと聞いては、いても立ってもいられない! 
待ってろ大沼!

※展示の内容は取材時のもので、毎年変わります


繊細なきらめき、氷の彫刻がお出迎え

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函館市内から車で約30分で、大沼公園に到着。公園に入るとまず出迎えてくれるのは、大きな氷の彫刻たち。脇には「函館アイスカービングクラブ冬季大沼大会」と書いた看板があります。

金魚を模した作品は、流れるような曲線で尾びれの揺らめきが表現されていて、本当に水の中を泳いでいるよう。子どもたちの人気を集めていたのは、トゲトゲの背びれと細かなうろこで、テレビゲームに登場するモンスターを再現した作品。夜にはライトアップされるとのことで、もっと迫力ある姿になりそうです!

 

メイン会場は雪像のワンダーランド

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氷の彫刻の後ろが「大沼函館雪と氷の祭典」のメイン会場。広場には大小の雪像が所狭しと並び、子どもたちが歓声を上げながらその間を駆け回っています。雪像の題材は、やはりアニメや漫画のキャラクターが多い様子。

大沼公園駅と駒ヶ岳を模した雪像の玄関にあたる部分から、子どもたちがのぞいてます(笑)。裏に回ってみると、雪像の中に入れるようになっていました。大きく開けた口からとがった歯を見せるジョーズの雪像は、ミニすべり台になっています。人を飲み込んじゃうはずの口から、子どもたちが次々と吐き出されていく(?)光景は、なんだかシュール。

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おおっ、これは......! 

函館市が誇る北海道唯一の国宝、中空土偶ではありませんか! 結構細かいところまで再現されています。ちょっととぼけた......いえ、素朴な味わいのある顔もそっくりです!


大人も気になる、氷のジャンボすべり台

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来場する子どもたちが最も楽しみにしているのが「氷のジャンボすべり台」。大沼から切り出した厚さ30cm以上もある氷が敷き詰められています。斜度も長さもなかなかの迫力ですが、滑り降りてくる子どもたちは、みんなとびっきりの笑顔。

あまりに楽しそうなので大人の自分もやってみたくなりますが、子どもばかりのところに入っていくのはちょっと恥ずかしくて断念......。

 

みなみ北海道のおいしいもの、せいぞろい!

さて、雪像めぐりを楽しんでいたら体が冷えてきました。温かいものでも食べなければ! この年は、地元七飯町と森・鹿部両町からの特産品出店があるとのこと。急げ、物販ブースへ。

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何やらよだれが出そうなメニュー写真を掲げているのは森町。近づくと、ちょうど熱々の揚げ物をフライヤーから上げているところでした。むきホタテに衣を付けて揚げた「ほたてザンギ(上右)」と、「海鮮つみれ汁(下左)」をいただくことに。ホタテの産地だけあって、ザンギはぷりっぷりの食感。小ぶりながら旨みが凝縮されています。つみれ汁には刻んだ生しょうがが入っており、さっぱりして体が温まります。つみれもふんわり柔らか。

「三平汁(下左から2番目)」は道南地方発祥の伝統的な塩味の汁物。今回は鹿部産のタラを使用しています。「本当は250人分作ったんだけど、サービスで盛りを良くしすぎてるから、200人くらいでなくなっちゃうかな」と気前のいい店員さん。

森町の「みよい農園」の有機栽培カボチャで作ったポタージュは、濃厚な味わい。ペーストをパックにして販売もしているとのこと。

このほか、かまぼこなどの原料になることの多いスケトウダラ(函館あたりではスケソウダラと呼びます)のフライ、かぼちゃコロッケ、大沼で捕れたばかりのわかさぎを使用した唐揚げも美味でした! おいしいものが多すぎて、もうおなかいっぱい。

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この時期に函館旅行を予定される方は、ぜひ行程に組み入れてみてくださいね。

※記者K 2011/2/5取材
 

●大沼国定公園までのアクセス(2018/12/12更新)

車で行く場合、函館駅前からだと所要時間は35分~40分。国道5号線のバイパスである自動車専用道路「函館新道」を通って行きます。函館新道を下りてから1箇所だけあるトンネルを出たら、すぐに信号で右折するので注意。その後はそのまま道なりに進むと、大沼公園に着きます。イベント期間中は会場周辺に臨時駐車場の案内が掲出されているので、それに従ってください。

JR利用の場合は、函館駅から大沼公園駅まで函館本線で乗り換えなしで行けます。特急スーパー北斗の場合、所要時間は約30分。運賃は片道1160円。各駅停車だと約50分で540円。大沼公園駅を出るとすぐ目の前が大沼国定公園なので、案内に従ってお進みください。