遺愛学院本館、7月21日と11月23日に一般公開

投稿日: 2025年07月15日
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函館市杉並町の遺愛学院本館(国指定重要文化財)が、7月21日と11月23日に一般公開されます。今回は、校史資料室「ハリスルーム」が初公開され、学校の歴史を伝える貴重な資料を展示します。

遺愛学院は、1874年に米国メソジスト監督教会の宣教師ハリス夫妻が開校した女子教育機関。函館・元町で「日日学校(Day School)」を開いたことから始まり、1908年に現在の杉並町へと移転しました。現在も現役の学校として使われている本館は歴史的価値が高く、国の重要文化財に指定されています。

建設当時の本館には、創設者ハリス夫人の名前にちなみ「FLORA・BEST・HARRIS・ROOM」と名付けられた部屋があり、応接室として使われていました。戦後いつしかなくなっていましたが、このたび校史資料室「ハリスルーム」として復活し、今回一般に初公開されます。

室内には、150年前の元町校舎の写真や、本館の建設仕様書や設計者(J.M.ガーディナー)が特定された文書など100点以上の資料が展示され、来館者はまるで時をさかのぼるかのような体験ができます。

7月21日、11月23日とも午前10時~11時に一般公開(9時半受け付け開始)。参加無料、先着100人で、定員を超えた場合は当日に第2部を行います。駐車場がありませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。またご来場された方は当日、住所、氏名、電話番号を学校側にお伝えいただきます。

詳細情報

お問い合わせ先

学校法人遺愛学院

住所

函館市杉並町23-11

電話番号

0138-51-0418


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