居酒屋 山吹

-E5-B1-B1-E5-90-B9_main_20131219_iga.jpg

大門の路地裏に、ちょっと怪しげに佇む居酒屋。ディープな店構えながら、店に入れば、陽気な店主と美味しい料理が待っている。目の前の炉端での炙り焼きは格別な味。

-E5-B1-B1-E5-90-B9_sub1_20131219_iga.jpg
-E5-B1-B1-E5-90-B9_sub2_20131219_iga.jpg
-E5-B1-B1-E5-90-B9_sub3_20131219_iga.jpg
函館駅前に広がる大門商店街。その賑やかなネオンサインが途切れて暗くなりはじめた路地裏に、ちょっと怪しげに佇むのが「居酒屋 山吹」です。車道から少し奥まった場所にあり、暖簾をくぐることが一瞬ためらわれるようなディープな店構えですが、思い切って店に入れば、そこには陽気な店主と美味しい料理が待っています。
 
入店して腰を落ち着けると間もなく、「お客さん、はじめて?」と店主が話しかけてきます。「はい、はじめてです」と答えると出てくるのが、大きくひらがなで「めいし」と書かれた山吹色の紙。そう、名刺です。「うちの店はね、はじめてのお客さんは、オレに一杯ビールをご馳走することになってるの!」と店主。思わず笑いを返しつつも、内心「どこまで冗談で、どこまで本気なんだろう」と思っていると、いつの間にか店主が本当にビールを飲んでいます。もちろん洒落で小さなグラスに一杯、このやりとりだけでいつの間にかリラックス、怪しげな店構えの記憶は既に忘れています。
 
「いか鉄砲焼(700円)」は、いかのゴロ(内蔵)を抜かずに、そのまま丸焼きにした一品。目の前の炉でいかが炙られて、みるみる丸く膨らんでいく様子を眺めながら、まずは生ビールをグイッと。ゴロと一緒に食べるいかは、細かく刻まれたネギとの相性もよく、炭で焼いた香ばしい風味と相まって、さらにビールが進みます。「アスパラミックス(1500円)」は、北海道産の太いアスパラ、肉厚のしいたけと、季節の海産物を炒めたもの。この日は、道南は噴火湾のホタテでした。函館といえば魚介類の美味しさで知られていますが、地物野菜の美味しさもぜひ味わいたいものです。
 
9人座れるカウンター、小上がりは6人ほど。店内の天井を埋め尽くす小さな提灯は、炉端焼きの煙に永年燻されて、風格さえ感じられます。そんな空間で、季節の海産物を味わいながら、陽気なマスターとの愉快な会話を楽しんでみませんか。

カテゴリー

  • 函館駅前・大門
  • 居酒屋
  • 飲食店
  • 酒類
  • 眺望がいい
  • ディナータイムに営業
  • 22時以降も営業
  • 市電から徒歩5分以内

詳細情報

住所 函館市東雲町18-8
アクセス情報

市電 「松風町」電停 下車 徒歩3分

電話番号 0138-23-4583
利用時間

17:00~24:00

休日

1月1日

駐車場

なし

近くのスポット

近くの宿泊施設

このサイトでは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためにCookieを使用しています。引き続き閲覧される場合は、当サイトでのCookie使用に同意いただいたことになります。 承諾する