ペリー提督来航記念碑

※函新撮影※ペリー提督来航記念碑.JPG

1854(安政元)年、函館が開港する契機となる米国のペリー提督率いる黒船5隻が函館に来航。その150周年を記念し、2002(平成14)年、基坂沿いの元町公園下にペリーの立像が設置された。

※函新撮影※ペリー提督来航記念碑の隣の碑.JPG
元町公園の下に位置する旧市立函館病院跡に建つペリー提督来航記念碑。黒船来航150周年となる2004(平成16)年に先駆け、地元団体の手によって、2002(平成14)年5月17日のペリー来航記念日に合わせて建立されました。開港後に設けられたアメリカ領事館に近い由緒ある場所としてこの地が選ばれ、ペリー像は函館港を見渡すかのように悠然と建っています。
 
諸外国の往来を禁じる鎖国政策を敷いていた徳川幕府に対し、ペリー提督率いる黒船艦隊が浦賀(現在の神奈川県横須賀市)沖に現れ、開国を求めました。日米和親条約の締結により、開港地に選定された箱館(現在の函館)を検分するため、ペリーが来航したのは1854(安政元)年でした。ペリーは箱館港を捕鯨船の食糧・燃料の補給基地として活用するため、早速、湾内の測量に取り掛かりました。滞在中は、もうひとつの開港地・下田(静岡県)に比べて貨幣率がいいとして、あらゆる品々を購入したそうです。以来、函館は国際都市として発展するとともに、異国文化が移入し、今日に至るエキゾチックな町並みを形成することとなりました。
 
ペリーの功績を称えて建てられた銅像は、ペリーの生誕地・アメリカのロードアイランド州ニューポート市にあるペリーの全身像をモデルに、函館出身でローマ在住(当時)の彫刻家・小寺真知子さんが制作しました。銅像のたもとには、ペリーにちなみ、アジア東北部原産で1668(寛文8)年に日本へ渡来した「クロフネツツジ」が植えられています。
 
関連記事

カテゴリー

  • 元町・函館山
  • 銅像・記念物
  • 眺望がいい
  • ゆかりの人
  • 歴史好きに
  • 英語看板

詳細情報

住所 函館市弥生町2
アクセス情報

市電 「末広町」電停 下車 徒歩6分

問合せ先 函館市観光案内所
電話番号 0138-23-5440
駐車場

周辺に有料駐車場あり(函館市元町観光駐車場 最初の1時間200円、以降30分ごと100円)

近くのスポット

近くの宿泊施設

このサイトでは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためにCookieを使用しています。引き続き閲覧される場合は、当サイトでのCookie使用に同意いただいたことになります。 承諾する