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楽しくなった函館空港、案内所&ショップ徹底ガイド

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函館の空の玄関口、函館空港。国内の空港のなかでも市街地との距離が近く、アクセス良好なことで知られています。2020年1月に北海道内の他の6つの空港とともに一括民営化された後、2022年3月には国内線ターミナルビル内の案内所や直営店が大幅リニューアル。2025年8月3日には、3階にフードコートが誕生し、より魅力的な空港となりました。
空港到着時からフライト直前まで、函館ならではの体験を楽しめるワクワク感いっぱいの場所へと進化した函館空港のビル内をぐるりとご案内しましょう。
 
◆到着したら、まずは情報収集
 
【1階・LOCAL INFORMATIONがっつり道南】~新感覚の観光案内所
 
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到着ロビーに降り立ってすぐ目の前にある「がっつり道南」は、函館空港とみなみ北海道地域のディープな情報が得られる観光案内所。常駐するスタッフがさまざまな問い合わせに対応してくれます。
 
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エリアごとに分かれた陳列台に、函館・みなみ北海道エリアで活躍する人たちがおすすめする穴場スポットや、地元ならではの体験、観光客にあまり知られていないモノなどを一言にまとめた「道南ビトカード」を設置。このほか、各種ショップカードや観光パンフレット類も、自由に持ち帰ることができます。
 
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案内所の一角には地元産木材(道南杉)で作った大きなテーブルがあり、休憩や飲食、パソコン作業などに自由に使うことができます。ちなみに、この色合いは地域の人が思う「函館カラー」を募集して、選んだもの。内装のあちこちに使われています。
 
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レンタカー各社の受付も併設されています。
 
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公共交通機関で移動するかたは、案内所外側にある6面のディスプレイをご確認ください。さらに詳しい情報を知りたい場合は、案内所スタッフが対応してくれますので遠慮なくお問い合わせを。
 
◆到着後・出発前に立ち寄りたい飲食店
 
【3階・HAKODATE GOURMET PORT(ハコダテグルメポート)】
※2025年8月5日オープン
場所は国内線ターミナルの3階。港町函館らしいレンガ調の温かみあるデザインで、異国情緒ただよう空間に仕上がっています。席数はレストラン時代と比べて約1.5倍に増え、滑走路を一望できる席からは、離着陸する航空機に加え、晴れた日には下北半島を望むこともできます。
 
フードコートには、函館や道南の人気店5店舗が集結しました-。
 
● 七飯町の人気ラーメン店「まつ笠」
函館市の隣の七飯町に本店がある「まつ笠」の味を、函館空港で楽しめるようになりました。本店でも大人気の味噌ラーメンなどのメニューを堪能できます。
 
● 鮮魚店直営「小西鮮魚店 気腹志食堂」
1980年創業の鮮魚店「小西鮮魚店」の直営店。「函館海鮮ドゥルンドゥルン丼」をはじめとする各種海鮮系のメニューや、ハーフサイズの「魚屋の欲張りセット」などのセットメニューもあり、選ぶ楽しさいっぱいです。
 
● 海鮮居酒屋「函館ダイニング雅家」
函館駅前の人気居酒屋「函館ダイニング雅家」の人気メニューなどを手軽に楽しめます。
 
● 森町の農場直営「ひこま豚KITCHEN」
函館市内から車で約50分の森町赤井川に直営店を構える「
ひこま豚食堂&ファーマーズショップ
」の農場直営店舗で、人気の「究極の生姜焼き定食」などのメニューを、函館空港でも堪能できます。
 
● 札幌の名店が手がけるカレー店「meli melo軒」
札幌市のフランス料理店「méli mélo (メリメロ)」が手がけるカレー店で、魚介のだしが聞いたスープカレーや、季節の野菜を使ったカレーが提供されています。------
 
“函館らしさ”がぎゅっと詰まったフードコートで、空の旅の前後においしいひとときをお楽しみください。
 
【1階・おんじき庭本】~元祖函館塩らーめんが人気
 
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あっさり味の透き通ったスープと自家製の麺で作る「元祖函館塩らーめん(920円)」が人気のラーメン店。昭和46年に函館空港に出店する際、観光客のかたに覚えてもらえるようにと塩ラーメンを「函館ラーメン」と記したことから、「元祖」を掲げています。エビやホタテがのった「海峡らーめん(1280円)」、バターとコーンをのせた「トラピストらーめん(1020円)」など、北海道らしさを感じさせるメニューも提供しています。
 
【1階・CAFE美鈴】~市民が愛する老舗コーヒー店
 
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昭和7年に函館で創業した、北海道で一番古いコーヒー店。伝統の味を楽しめる「ブレンドコーヒー(550円)」や軽食類を提供しています。自家焙煎コーヒーのほろ苦い味わいと豊かな香りが広がる「珈琲ソフトクリーム(580円)」も人気があります。ソフトクリームやドリンク類はテイクアウト可能です。
 
【2階搭乗者待合室内・FLIGHT FRY(フライト フライ)】~出発前のお楽しみ
 
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出発前、保安検査場を通過した後の搭乗者待合室内にあるフードコーナー。搭乗までの短い時間で楽しめるみなみ北海道の魅力が詰まったメニューや、機内への持ち込みにおすすめのメニューが購入できます。
※函館空港を発つ国内線の航空機に搭乗する場合のみ利用可
 
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色も食感も異なる数種類の北海道産じゃがいもに低温でバターをしみ込ませ、サッと揚げた「フライトポテト(500円~)」は、この店だけのオリジナルメニュー。「あんバター」や「木樽仕込みの塩辛」など、選べるトッピングソースも魅力。
 
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また、老舗精肉店「阿佐利精肉店」の名物で、函館市民に長年愛されている「コロッケ(1個200円)」も11時から数量限定で販売しています。乙部町「乙部追分ブリューイング」のクラフトビールなど、3種のビールが味わえる「北海道の厳選ビール飲み比べセット(1500円)」をおともにどうぞ。
 
◆おみやげの購入に立ち寄りたいショップ
 
 
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函館空港の運営会社直営のショップで、「六花亭」「白い恋人」など北海道の定番みやげをはじめ、函館とみなみ北海道から厳選した商品を取りそろえています。
 
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お菓子やご飯のおとも、みなみ北海道で作られているお酒とおつまみ、地元発のレトルトカレーなど、地域性が感じられるみやげ品も多数。デパ地下をイメージした売り場には商品がジャンルごとに陳列されており、欲しいものにすぐたどり着くことができます。
 
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売り場の一角にある「函と館」コーナーには、職人が少量ずつ手作りしている商品など、「語りたくなるストーリー」を持つみやげ品がそろいます。函館空港でしか買えないオリジナル商品も多数。
 
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また、函館と近郊地域のおつまみを集めた特設コーナー「道南おせっかい横丁」が2022年6月にオープンしました。肉や海鮮珍味、チーズ、スイーツなど、函館人気質の「おせっかいなおすすめ」による自慢の商品が大集合!
 
【2階・ショップゾーン】~多彩な顔ぶれ
 
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函館空港直営店「THE HAKODATE DEPART」に隣接して、バラエティにとんだみやげ物店が連なっています。ANA FESTA、BLUE SKY、高砂屋(※2025年2月9日閉店)、しらかばなど、各店で品ぞろえが異なるので、ぜひのぞいてみてください。
 
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【1階・鮨みつや】~函館駅前にお店を構える海産物の卸問屋が手掛ける立ち食い寿司専門店
 
 
函館駅前にお店を構える海産物の卸問屋「三矢水産」が手掛ける立ち食い寿司専門で。卸問屋ならではの新鮮な食材を使った寿司や海鮮丼を気軽に楽しめます。
 
【2階・こぐま座】~美しい風景のポストカードが人気
 
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函館在住の画家、大西翔さんのアトリエ兼ショップ。函館を中心に北海道の美しい風景を題材にした水彩画をその場で描いています。額装した原画や、原画を複製したポストカード(120円)、しおり(180円)などを展示・販売。旅の途中で見た景色の思い出に、いかがでしょう。
 
 
◆便利なショップやお役立ちスポット
 
【1階・ローソン】~旅先でも心強い味方
 
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到着ロビーに降り立ってすぐ右手にあります。函館山のふもとの元町方面など、行き先によってはコンビニショップが少ないエリアもあるので、必要なものがあればここで購入してから空港を出ましょう。
 
【2階・ビジネスラウンジ A Spring.】~ゆったり過ごせる有料ラウンジ
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フリーソフトドリンク、Wi-Fi、雑誌・新聞の閲覧などのサービスを利用できる有料ラウンジ。搭乗手続き前の待ち時間をゆったり過ごしたい場合にどうぞ。料金は1人1050円(3歳未満無料)。仕事に集中できる個室もあります(1時間3300円)。
 
【3階・送迎デッキ】~壮大な景色をバックに飛行機が発着
 
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津軽海峡や函館山を望む壮大な景色の中で、飛行機の発着風景を見ることができます。見送りや出迎えのほか、出発までの待ち時間を過ごしたり、休憩したりする場所としても利用できます。
 
2022/5/13公開、2025/8/4更新

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