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楽しくなった函館空港、案内所&ショップ徹底ガイド

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函館の空の玄関口、函館空港。国内の空港のなかでも市街地との距離が近く、アクセス良好なことで知られています。2020年1月に北海道内の他の6つの空港とともに一括民営化された後、2022年3月には国内線ターミナルビル内の案内所や直営店が大幅リニューアル。空港到着時からフライト直前まで、函館ならではの体験を楽しめるワクワク感いっぱいの場所へと進化しました。ビル内をぐるりとご案内しましょう。
 
◆到着したら、まずは情報収集
 
【1階・LOCAL INFORMATIONがっつり道南】~新感覚の観光案内所
 
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到着ロビーに降り立ってすぐ目の前にある「がっつり道南」は、函館空港とみなみ北海道地域のディープな情報が得られる観光案内所。常駐するスタッフがさまざまな問い合わせに対応してくれます。
 
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エリアごとに分かれた陳列台に、函館・みなみ北海道エリアで活躍する人たちがおすすめする穴場スポットや、地元ならではの体験、観光客にあまり知られていないモノなどを一言にまとめた「道南ビトカード」を設置。このほか、各種ショップカードや観光パンフレット類も、自由に持ち帰ることができます。
 
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案内所の一角には地元産木材(道南杉)で作った大きなテーブルがあり、休憩や飲食、パソコン作業などに自由に使うことができます。ちなみに、この色合いは地域の人が思う「函館カラー」を募集して、選んだもの。内装のあちこちに使われています。
 
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レンタカー各社の受付も併設されています。
 
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公共交通機関で移動するかたは、案内所外側にある6面のディスプレイをご確認ください。さらに詳しい情報を知りたい場合は、案内所スタッフが対応してくれますので遠慮なくお問い合わせを。
 
◆到着後・出発前に立ち寄りたい飲食店
 
【3階・1854HAKODATE】~コラボメニューが話題
 
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函館が国際貿易港として諸外国に開かれるきっかけとなった、ペリー提督率いるアメリカの黒船5隻が函館に来航した1854(安政元)年を店名に掲げるレストラン。函館の名店とのコラボメニューや、地域の優れた食材を取り入れたメニューを幅広く提供しています。
 
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「五穀味鶏すき焼きうどん定食(1980円)」は、青森県産の銘柄鶏「五穀味鶏」を、函館で明治34年創業の老舗すき焼き店「阿さ利本店」秘伝の割りしたで煮込んだ、ここだけでしか食べられないメニュー。
 
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函館の隣、七飯町大沼地区で平飼いされている純国産鶏「岡崎おうはん」の卵を使い、しっかりとした食感に仕上げた「超レトロプリン(500円)」や、北海道産ソフトクリームと知内町・やごし本舗の「ドン・デ・マカロニ」を使った「函館空港オリジナルパフェ(750円)」など、個性派スイーツもいろいろ。はこだてビールを含む3種のビールが味わえる「北海道ビール飲み比べセット(1500円)」、七飯町の酒蔵「箱館醸蔵」の日本酒「郷宝(ごっほう)」など、地元のお酒も各種取りそろえています。
 
【3階・HAKOYA函館空港店】~手軽に食べられる海鮮丼
 
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新鮮な魚介類をぜいたくに盛りつけた、彩りも鮮やかな海鮮丼をリーズナブルな料金で味わえる食堂。ほどよく脂がのったマグロの中トロをメインに、サーモン・エビ・トビッコのネタ計4種を盛りつけた「中トロ入りサイコロ丼(880円)」をはじめ、数種類の海鮮丼が楽しめます。全品テイクアウト可(容器代別途)。
 
【1階・おんじき庭本】~元祖函館塩らーめんが人気
 
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あっさり味の透き通ったスープと自家製の麺で作る「元祖函館塩らーめん(920円)」が人気のラーメン店。昭和46年に函館空港に出店する際、観光客のかたに覚えてもらえるようにと塩ラーメンを「函館ラーメン」と記したことから、「元祖」を掲げています。エビやホタテがのった「海峡らーめん(1280円)」、バターとコーンをのせた「トラピストらーめん(1020円)」など、北海道らしさを感じさせるメニューも提供しています。
 
【1階・CAFE美鈴】~市民が愛する老舗コーヒー店
 
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昭和7年に函館で創業した、北海道で一番古いコーヒー店。伝統の味を楽しめる「ブレンドコーヒー(550円)」や軽食類を提供しています。自家焙煎コーヒーのほろ苦い味わいと豊かな香りが広がる「珈琲ソフトクリーム(580円)」も人気があります。ソフトクリームやドリンク類はテイクアウト可能です。
 
【2階搭乗者待合室内・FLIGHT FRY(フライト フライ)】~出発前のお楽しみ
 
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出発前、保安検査場を通過した後の搭乗者待合室内にあるフードコーナー。搭乗までの短い時間で楽しめるみなみ北海道の魅力が詰まったメニューや、機内への持ち込みにおすすめのメニューが購入できます。
※函館空港を発つ国内線の航空機に搭乗する場合のみ利用可
 
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色も食感も異なる数種類の北海道産じゃがいもに低温でバターをしみ込ませ、サッと揚げた「フライトポテト(500円~)」は、この店だけのオリジナルメニュー。「あんバター」や「木樽仕込みの塩辛」など、選べるトッピングソースも魅力。
 
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また、老舗精肉店「阿佐利精肉店」の名物で、函館市民に長年愛されている「コロッケ(1個200円)」も11時から数量限定で販売しています。乙部町「乙部追分ブリューイング」のクラフトビールなど、3種のビールが味わえる「北海道の厳選ビール飲み比べセット(1500円)」をおともにどうぞ。
 
◆おみやげの購入に立ち寄りたいショップ
 
 
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函館空港の運営会社直営のショップで、「六花亭」「白い恋人」など北海道の定番みやげをはじめ、函館とみなみ北海道から厳選した商品を取りそろえています。
 
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お菓子やご飯のおとも、みなみ北海道で作られているお酒とおつまみ、地元発のレトルトカレーなど、地域性が感じられるみやげ品も多数。デパ地下をイメージした売り場には商品がジャンルごとに陳列されており、欲しいものにすぐたどり着くことができます。
 
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売り場の一角にある「函と館」コーナーには、職人が少量ずつ手作りしている商品など、「語りたくなるストーリー」を持つみやげ品がそろいます。函館空港でしか買えないオリジナル商品も多数。
 
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また、函館と近郊地域のおつまみを集めた特設コーナー「道南おせっかい横丁」が2022年6月にオープンしました。肉や海鮮珍味、チーズ、スイーツなど、函館人気質の「おせっかいなおすすめ」による自慢の商品が大集合!
 
【2階・ショップゾーン】~多彩な顔ぶれ
 
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函館空港直営店「THE HAKODATE DEPART」に隣接して、バラエティにとんだみやげ物店が連なっています。ANA FESTA、BLUE SKY、高砂屋、しらかばなど、各店で品ぞろえが異なるので、ぜひのぞいてみてください。
 
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【1階・千秋庵総本家 函館空港店】~函館を代表する老舗和菓子店
 
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1860(萬延元)年創業、函館を代表する老舗和菓子店「千秋庵総本家」のショップです。白玉粉と小麦粉をバターと北海道産牛乳で練って焼き上げた和洋折衷のせんべい「元祖 山親爺(5枚370円~)」をはじめ、店を代表するお菓子が並びます。元祖山親爺に描かれているヒグマをデザインしたトートバッグやTシャツなどのグッズも、おみやげにぴったり。
 
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飛行機にまたがって空を飛ぶヒグマ(山親爺)の焼き印を押した「どら焼き(250円)」は、函館空港店だけの限定品として人気があります。
 
【2階・こぐま座】~美しい風景のポストカードが人気
 
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函館在住の画家、大西翔さんのアトリエ兼ショップ。函館を中心に北海道の美しい風景を題材にした水彩画をその場で描いています。額装した原画や、原画を複製したポストカード(120円)、しおり(180円)などを展示・販売。旅の途中で見た景色の思い出に、いかがでしょう。
 
 
◆便利なショップやお役立ちスポット
 
【1階・ローソン】~旅先でも心強い味方
 
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到着ロビーに降り立ってすぐ右手にあります。函館山のふもとの元町方面など、行き先によってはコンビニショップが少ないエリアもあるので、必要なものがあればここで購入してから空港を出ましょう。
 
【2階・ビジネスラウンジ A Spring.】~ゆったり過ごせる有料ラウンジ
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フリーソフトドリンク、Wi-Fi、雑誌・新聞の閲覧などのサービスを利用できる有料ラウンジ。搭乗手続き前の待ち時間をゆったり過ごしたい場合にどうぞ。料金は1人1050円(3歳未満無料)。仕事に集中できる個室もあります(1時間3300円)。
 
【2階・てもみん函館空港店】~疲れをリフレッシュ
 
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10分1100円から利用できるリラクゼーションスペース。座ったままで行う首・肩のコースや、ベッドで行う全身コースなどがあります。出張や旅行で疲れた足腰や首肩をケアしてリフレッシュを。
 
【3階・HakoDake Hall】~休憩できるフリースペース
 
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北海道産の木材を多く使用した温かみのある多目的ホール。日当たりのいい屋外のウッドデッキもあります。どちらも通常はフリースペースとして開放しており、休憩や飲食、パソコン作業などに利用できます。
※食堂「HAKOYA」の席を兼ねています
 
【3階・送迎デッキ】~壮大な景色をバックに飛行機が発着
 
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津軽海峡や函館山を望む壮大な景色の中で、飛行機の発着風景を見ることができます。見送りや出迎えのほか、出発までの待ち時間を過ごしたり、休憩したりする場所としても利用できます。
 
2022/5/13公開

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