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モストゥリー
明治末期の建物と、レトロな装飾品の中で過ごす、地元女性にも人気のカフェレストラン。カレー、ハンバーグ、パスタなどの定番料理と、パフェがおすすめ。
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ベイエリアを緑の島方面に向かい、基坂通りを過ぎると、左手にレトロな建物群が見えてきます。その中で、入口がバルコニーのような空間を持った、独特のモスグリーン色の建物。和洋折衷建物が全盛だった明治末期に、洋館として建てられたこの店舗は当時、船具店だったそうです。そして、今。仕事を終えたOLや女子大生などが、気軽に食事を楽しむカフェとなっています。
店内は、飾られているレコードジャケットからわかる通り、ジャズなどの落ち着いた音楽が控えめに流れています。そして、数々のレトロな装飾品。床がみしみしと音を立てたとしても、かえってその方が似合うのではないかと思ってしまう、「本物のレトロな建物」です。
訪れた時はランチタイム。メニューは、オリジナルキーマカレーかパスタのチョイスに、サラダ、デザート、コーヒーというセットで税込920円。私はキーマカレーを注文しました。キーマカレーにありがちな、食べていくと、その味の濃さから来る飽きを、このカレーは全く感じさせません。ピーナツとクルミのカリッとした甘みとマッチして、食が進みます。サラダもデザートも美味しい。なるほど、これなら女性にも人気があるのがよくわかります。
夜になると、ピザ、パスタ、カレー、グラタン、ドリアなど、多くのメニューの中から選ぶことができます。中でも一番人気はハンバーグ。サラダ、ライスつきで税込1100円、チーズハンバーグは税込1200円。そして、もうひとつ人気なのはパフェ類。税込650円と700円で7種類あります。
昼食に新鮮な魚介を堪能したら、夜は現役の倉庫が連なる街並を歩き、市民の中に混じって、地元の人気料理とレトロな雰囲気の中に身を預けてみませんか?すると、ちょっと「ディープな函館」を知った気持ちになるはずです。
※記者J(パフェ撮影/編集室N) 2011/6/8取材 6/17公開 2019/11 更新
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営業時間 |
11:45~14:00、17:30~24:00(火~金) 、11:45~24:00(土日、14:00~17:30はティータイム) |
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ランチタイムに営業、ディナータイムに営業、22時以降も営業、喫煙OK、市電から徒歩5分以内、無料駐車場、明治・大正の建物