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あずまざか
最大斜度は14.36度と厳しいが、上りきってから一望できる函館港の景色は、一見の価値あり。途中、北海道内最古の写真館・旧小林写真館や、中華会館がある。
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現在は1本の坂道ですが、そうなったのは1879(明治12)年に起きた大火後のこと。それ以前は、 弥生小学校の敷地の東半分に東本願寺函館別院(当時は浄玄寺。現在の所在地は市内元町16)が建ち、その下に2本の坂があったそうです。一方が「浄玄寺坂」、もう一方が「東の坂」、またはそばに住む町年寄の名前から「白鳥坂」。また、その2本の上方に1本の坂があり、神社名から「愛宕坂」と称していました。
坂下から進むと、すぐ左手にあるのが 旧小林写真館。北海道内最古の写真館のあった場所で、歌人の石川啄木が家族写真を撮りに訪れたとも言われています。バス通りまでたどり着くと、手前左手にはレンガ造りの 中華会館が建ちます。弥生小学校の横をさらに進んでいくと、左手前方に見える公営団地の脇に車道が伸び、さらにその先には階段が。実際に坂上まで行くと、視界を遮るような高層建築物がほとんどないため、眼下に絶景が広がります。
数ある坂の中でも、函館港内を一望するのに最適な坂といえるでしょう。ただ、最大斜度は14.36度と、主要な坂で随一の険しさ。心臓破りとはこうしたことをいうのでしょうが、その労を惜しまずに上ってみる価値は充分にあります。
※編集室D 2010/9/1公開 2020/12 更新
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電話番号 |
0138-23-5440 ※カーナビ検索には使えません |
駐車場 |
周辺に有料駐車場あり(函館市元町観光駐車場 最初の1時間200円、以降30分ごと100円) |
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眺望がいい、歴史好きに、市電から徒歩5分以内、英語看板