新型コロナウイルスの影響で休業・営業内容変更の場合があります
|
ちとせざか
明治12年の函館大火以後にできた坂。かつて坂の東側にあった神社の松の木にちなんで名前がついた。突き当たりには東本願寺船見支院、実行寺、称名寺など、歴史ある寺が並ぶ。
|
市電通りの角にスーパーマーケットがあるのに加え、一本山寄りの道に商店街が後背していることから、にぎわいのある生活道路の雰囲気が色濃い千歳坂。沿道の町並みにも、ゆとりある市民生活を感じ取れます。 坂上の手前に旧函館西中学校があり、その向かいには、セミクジラのモニュメントをあしらった 鯨族供養塔が建っています。海からの恩恵ともいえる鯨食文化に感謝の意を奉げる証として、地元住民や水産業者などにその存在を見直されつつあります。
以前は、神明社(現在の山上大神宮)へ通じる短い坂で、神社の神楽殿にちなんで「神楽坂」と名づけられていました。また、境内に生える松から「松蔭坂」とも呼ばれましたが、最終的には不老長寿の云われがある「千歳の松」から、明治10年代以降は「千歳坂」が一般的な呼び名となったようです。
時代は移れど、坂の突き当たりにある東本願寺船見支院をはじめ、 実行寺、 称名寺が建ち並ぶように、由緒正しき場所に変わりはありません。各寺には偉人の墓が多く並んでおり、足を伸ばすついでに、歴史の一端に触れる機会にしてみてはいかがでしょう。
※hakobura 2010/9/4公開 2020/12 更新
|
|
新型コロナウイルスの影響で休業・営業内容変更の場合があります
電話番号 |
0138-23-5440 ※カーナビ検索には使えません |
アクセス
|
市電 「函館どつく前」電停 下車 徒歩3分 |
|
|
眺望がいい、歴史好きに、市電から徒歩5分以内、英語看板