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うおみざか
函館の坂で最も西側に位置する。回遊してくる魚群を見るのに便利な場所だったことから名づけられた。天候がよければ、青い海と駒ヶ岳を望むことができる穏やかな通りである。
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函館市西部地区にある主要な坂の中で、最も西を走るのがこの坂です。回遊してくる魚群を見るのに便利な場所だったことから、名づけられました。
1965(昭和40)年までは、坂上にあった町名から「台町の坂」とも呼ばれていました。町名をたどると、江戸時代後期、現在の函館どつく敷地内に弁天台場を建造した際、採掘した土砂を盛って出来た地を台町と称したのだそうです。そう考えると魚見坂先の地は、国の特別史跡・五稜郭跡と並ぶ、幕末の遺産といえるのかもしれません。
市電の「函館どつく前」電停で下車した先に建つ 厳島神社が、坂の始点。道幅18メートルの通りが、ほぼ一定の傾斜で続きます。しばらく行くと左手に見えてくるのが、市内の寺院で最も長い歴史をもつ 高龍寺。レンガ造りの外塀、壮大な山門、総ケヤキ造りの本堂……、どれをとってもそのスケールに圧倒されます。門前からは函館湾内や横津連峰の山々だけでなく、天気が良ければ標高1131メートルの駒ヶ岳まで望めます。坂の突き当たりは、さらに道が二股に。その角に建つ個人商店では、通りの先にある 外国人墓地を見学した後、ジュースやアイスクリームで渇いたのどを潤す人をよく見かけます。
※hakobura 2010/9/4公開 2020/12 更新
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眺望がいい、歴史好きに、市電から徒歩5分以内、英語看板