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ふたまたぐちこせんじょうあと(ふたまただいば)
函館近郊の北斗市にある史跡。1869(明治2)年の箱館戦争時、旧幕府軍の土方歳三が新政府軍を迎え撃った激戦の地。山深い場所にあるので、個人での訪問は要注意。
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函館市に隣接する北斗市(旧大野町)の山中に、戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争の激戦地のひとつ、二股口古戦場(二股台場)があります。1869(明治2)年4月9日(旧暦、以下同)に 乙部に上陸した新政府軍が、箱館へ至る最短路として進撃したのが二股口。対する旧幕府軍の土方歳三率いる兵が4月13日から陣を張り、小銃で防戦した激戦の地です。 函館から厚沢部・江差方面に向かう道道227号ぞいに、「二股口古戦場」と書かれた古い木柱があります。少し山中に進んだところに、「史跡 箱館戦争 土方歳三二股口激戦之地 入口」の標柱があり、その右手に見える急斜面が古戦場への道です。山の中には本陣や塹壕、弾薬庫などの跡がありますが、ほとんどが藪に覆われていて、地図や案内もなく、ヒグマと遭遇する可能性があるので、個人での訪問は要注意。土地に詳しい地元ガイドなどに案内してもらうことをおすすめします。 なお、4月13日から約2週間、土方一行は天然の要塞である二股口の地形を生かして善戦したものの、海岸線の矢不来の戦いで味方の榎本軍が敗退したため、5月1日に陣地を離れ、五稜郭方面に退却。その後、5月11日に新政府軍の箱館総攻撃、5月18日には五稜郭明け渡しにより、箱館戦争は終結しました。 関連記事 土方歳三と箱館戦争、激戦の歴史を訪ねる
※編集室M 2020/10/5取材、2021/9/22公開
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