特別史跡五稜郭跡内 「兵糧庫」特別公開
築造当時の幕末の空気を体感
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特別史跡五稜郭跡にある、築150年超の「兵糧庫」の特別公開。当時の木材などが可能な限り再利用された小屋組みや柱は、幕末・明治維新の空気を感じさせてくれる。 2023年は公開期間を拡大し、7月22日から9月10日まで開催。
Photo: hakobura, 箱館奉行所 2023/07/22更新
戊辰戦争の最後の舞台となった特別史跡五稜郭跡には、1864(元治元)年に建てられた「兵糧庫(ひょうろうこ)」が現存しています。幕末から明治維新の激動の中、解体を免れた唯一の歴史的建造物です。 通常は外観からの見学のみですが、毎年8月の1カ月間のみ内部が特別公開されます。2023年は7月22日から9月10日まで丸井今井函館店で開催される『連載完結記念 ゴールデンカムイ展』に合わせ兵糧庫前にフォトスポットが設置されることから、特別公開の日程も7月22日から9月10日まで公開されます。
兵糧庫は、老朽化や破損が進行したため、1973(昭和48)年に解体・組立工事が実施され、建築当初の土蔵造りの姿に。2002(平成14)年には、元来付属していたと推定される下屋(庇屋)等の復元を含む整備が行われ、現在の姿となりました。外壁は漆喰仕上げ、小屋組みや柱などの木材には可能なかぎり当初材が再利用されているほか、五稜郭の堀にかかる一の橋・二の橋の土台に埋められていた「敷板」や、五稜郭内から出土した奉行所使用の生活道具などの展示もあります。
兵糧庫の向かいには、2010年に部分復元された箱館奉行所があります(入館料 大人500円)。72畳の大広間や、天井の一部に望める梁など、見ごたえのある建造物なので、兵糧庫とあわせての見学をおすすめします。
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●雨天でもおすすめ
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