冬の夜景を楽しむ防寒心得は?
-
夜景
-
夜景・函館山

![]()
こちらの方の服装は、これでも軽装の部類に入ります。しかし、暖かいダウンジャケットを着ているので、マイナスの気温でもまだ我慢できることでしょう。耳をカバーするのに帽子がほしいところですが、フードつきなので代用できます。手袋は必須アイテムです。 |
こちらの方は、同じ北海道在住とあって寒さに慣れているそうで、男性は軽装ですが、女性の服装に注目。帽子にマフラー、そして暖かそうな靴。山頂にいると、真っ先に冷たくなるのが手の指先、耳、そして足先なのですが、どれも完璧に防寒対策がされています。 |
顔をカバーするネックウォーマー、足元は風を通さないオーバーパンツ。大袈裟に見えるかもしれませんが、真冬の屋外でゆっくり夜景鑑賞を楽しむには、これくらいの服装が理想です。 ちなみに、これでも屋外に1時間ほどいたら寒くて我慢できなくなります。 |
使い捨てカイロ各種。靴の中に入れる足先用のカイロは、とくに重宝です。また、マスクをつけて口元をカバーすると、体感温度がずいぶん違います。 |
イヤーウォーマーと手袋。耳を覆っていると、寒さが少しやわらぎます。手袋は、ぴったりしたものを下につけて二重にするのもおすすめ。 |
季節ごとの服装は?
標高334mの函館山山頂の気温は、山麓より2度ほど平均気温が低くなります。また、風が吹くと体感温度がさらに低くなるため、夜の夜景観賞時も含め、季節に応じた服装選びがとても重要です。函館市内の季節別の気温と服装の目安をまとめました。
気温・天候の情報 函館地方気象台
春(3月〜5月)
|
月 |
気温目安(平地) |
服装のポイント |
|
3月 |
0~8℃ |
ダウンジャケットや厚手のコート、マフラー・手袋に加え、滑りにくい靴が必須 |
|
4月 |
5~13℃ |
薄手のダウンや中綿ジャケット、ニット、スニーカー可 |
|
5月 |
10~17℃ |
薄手コート+カーディガン、朝晩は冷え込むので注意 |
【函館山山頂】風が強く体感温度が下がるため、春でも冬の装備が必要な日があります。
夏(6月〜8月)
|
月 |
気温目安(平地) |
服装のポイント |
|
6月 |
13~20℃ |
薄手の長袖+ウインドブレーカー程度がおすすめ |
|
7月 |
17~24℃ |
日中は半袖OK、夜は薄手ジャケットを携帯すると安心 |
|
8月 |
19~26℃ |
日中は軽装でOK、夜の山頂は風冷えに備えて羽織り物を |
【函館山山頂】夏でも夜景観賞時は気温が15℃以下になることがあり、羽織りもの(パーカー・ウインドブレーカー等)は必携です。
秋(9月〜11月)
|
月 |
気温目安(平地) |
服装のポイント |
|
9月 |
15~22℃ |
長袖+薄手の上着、夜は厚手のパーカーやブルゾンを |
|
10月 |
8~16℃ |
秋用コート・セーター、マフラーがあると安心 |
|
11月 |
2~10℃ |
冬装備(ダウン・手袋・帽子)を想定しておくと◎ |
【函館山山頂】秋は昼夜の寒暖差が大きく、紅葉時期(10月中旬以降)は特に冷え込みます。
冬(12月〜2月)
市内・函館山山頂とも、冬用の滑りにくい靴や、滑り止めスパイクなど、凍結路面への対策も必須です。市街地を観光する際にも役立ちます。
関連記事 冬の雪道をケガなく楽しく歩くコツ
|
月 |
気温目安(平地) |
服装のポイント |
|
12月 |
-4~4℃ |
ダウンコート、ニット帽、マフラー、手袋、ブーツ必須 |
|
1月 |
-7~1℃ |
冬装備(厚手インナー+防寒アウター)と滑りにくい靴必須 |
|
2月 |
-6~2℃ |
冬装備(厚手インナー+防寒アウター)と滑りにくい靴必須 |
展望台は風が強く、体感温度は-10℃以下になることもあります。日中も含め、冬物のインナーやコート、マフラー、手袋などの防寒対策を。
まとめ:月別おすすめ持ち物早見表
|
月 |
羽織り物(日中) |
防寒具 (手袋・マフラー) |
冬用の滑りにくい靴 滑り止めスパイク |
羽織りもの(夜) |
|
3月 |
◎ |
◎ |
◯ |
◎ |
|
5月 |
◯ |
△ |
× |
◯ |
|
7月 |
△ |
× |
× |
◯ |
|
10月 |
◎ |
◯ |
△ |
◎ |
|
1月 |
◎(ダウン) |
◎ |
◎ |
◎ |