トップに戻る
足をのばして欲張り旅 「大沼・七飯・森・鹿部・北斗エリア」

大沼公園冬景色、白鳥に会いにいく旅

onumaColumn top_130123.jpg四季折々の美しさで人気が高い大沼国定公園。冬は湖のほぼ全面が凍結し、その上に雪が積もって一面真っ白になります。

そんな大沼のなかで、湖面が凍結しない場所が白鳥台セバット。11月下旬頃から翌年3月にかけては、遠くユーラシア大陸から渡り鳥がやってきます。季節の使者である白鳥に会いに、JRに乗って大沼を訪ねてみました。

※最新情報は大沼国際交流プラザへ0138-67-2170
Facebookページ



◆函館から特急で30分、普通列車なら40分ほどで大沼国定公園の別世界へ

onumaColumn 1_130123.jpgこの日は天気がよく、JR函館駅から見上げた空は、雲ひとつなく真っ青でした。大沼公園駅までは、特急で30分、各駅停車でも40分ほどの距離。この近さに、雄大な自然が待っているのです。

乗車券(540円)を買ってホームに行くと、そこに待っていたのはこじんまりした普通列車。車内は地元の人たちばかりで、話しかけてみるのも面白いかもしれません。

発車してから20分ほどたつと、2016年3月に開業した北海道新幹線の高架が見えてきました。さらに20分ほどしてトンネルを抜けると一気に視界が開け、左手に一面雪におおわれて真っ白な大沼と駒ヶ岳の勇姿が見えてきます。まもなく大沼公園駅に到着です。

onumaColumn 2_130123.jpg onumaColumn 3_130123.jpg onumaColumn 4_130123.jpg


◆大沼の冬景色を眺めながら、白鳥の待つ湖畔へ

onumaColumn 9_130123.jpg大沼公園駅から、歩いて白鳥台セバットへ。湖畔を周遊する車道に出ると案内板があり、この先900mと表示されています。

大沼国定公園は、大沼と小沼と蓴菜(じゅんさい)沼の3つの湖沼からなっていますが、この車道の左側が小沼、右側が大沼です。といっても、周辺はどこからが湖面かもわかならない白銀の世界。天気がよかったこの日、木々の影が雪原にきれいに映えていました。

駅からゆっくり歩いて10分ほど、正面右手に駒ヶ岳が。その美しさに、山が神と崇められてきた理由がわかるような気がします。

onumaColumn 10_130123.jpg onumaColumn 11_130123.jpg onumaColumn 12_130123.jpg


◆湖面が凍結しない「セバット」。間近にオオハクチョウが!

onumaColumn 14_130123.jpg周辺の冬景色を楽しみながら、15分ほどで白鳥台セバットに到着。

聞き慣れない「セバット」という言葉、「狭まった場所」を意味するのだそう。その名のとおり、ここは大沼と小沼がつながる狭まったところ。常に水の流れがあって冬でも凍結しないため、冬の渡り鳥の格好の休息場所となっています。

この日も、多くのオオハクチョウとカモが休んでいました。冷たそうな湖面ですが、日差しを浴びてゆったりとすごす鳥たちは暖かく心地よさそうでした。道路を挟んで向かい側には無料駐車場があり、車でも気軽に立ち寄ることができます。

onumaColumn 15_130123.jpg onumaColumn 16_130123.jpg 白鳥台sub3_130123.jpg


onumaColumn 17_130123.jpg大沼に関する情報は、大沼国際交流プラザで

大沼公園駅に隣接する大沼国際交流プラザは、大沼に関する情報ステーション。パンフレット類が充実し、アウトドア・インドア体験メニューの提供やコーディネートも行うほか、展示スペースもあり、大沼の美しい写真が展示されていました。

大沼の冬景色とオオハクチョウの姿に癒された小さな旅。セバットから駅に戻る途中には、湖上のレストラン、ターブル・ドゥ・リバージュもあり、ゆっくりお茶や食事をするのもおすすめです。大沼はラムサール条約湿地に登録され、また道央自動車道の大沼公園ICも開通し、新幹線の新函館北斗駅からもほど近いロケーション、ますます注目です。

※記者I 2013/1/23取材、1/31公開、2018/12/14更新