maison FUJIYA Hakodate

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二十間坂上のフレンチレストラン。漁師の家に生まれて魚に親しんでいたシェフが、北海道の食材をふんだんに用い、クラシックなフランス料理を根底に現代のおいしさを追求。

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道幅いっぱいに敷かれた石畳が重厚な雰囲気を醸し出す二十間坂。下から見上げると、白い壁と大きな窓が印象的な、シンプルかつ上品な建物が目に留まります。ここは、みなみ北海道江差町出身の藤谷(ふじや)圭介シェフが「ミシュランガイド北海道特別版」で一つ星を獲得した札幌のレストランを経て、2020年6月に開いたフレンチレストラン「maison FUJIYA Hakodate(メゾン フジヤ ハコダテ)」。クラシックなフランス料理をベースに、気候風土に合わせた現代的なおいしさを追求しています。
 
こだわりのひとつが、コースの中に「揚げたて・焼きたて」など熱々の料理を必ず入れること。「カスベのベニエ」も、熱々な状態で提供する一品。エイの一種「カスベ」のほほ肉を生ハムで巻き、サフランを使った生地をまとわせて揚げています。見た目は真っ黒なボールですが、ナイフを入れると湯気がふわりと立ち上り、スパイスの香りが華やかに広がります。
 
また、四季を通じて新鮮な魚介類が手に入る函館ならではの料理も楽しめます。漁師の家で生まれ育ったシェフが胸を張ってお薦めするのが、無添加のウニを使った「ウニのババロア」です。自然な塩けと甘みを大切に仕上げたムース状のウニに青森産シャモロックのコンソメジュレを敷き、ウニ本来の味わいが存分に感じられる一皿に仕上げました。ドット状に整然と並ぶ七飯産リンゴのジュレとの取り合わせも新鮮です。
 
コースは、ランチが5500円から、ディナーが13200円から(サービス料別)。夜はアラカルトもあります。

こだわりの料理を楽しみながら窓の外に目をやれば、四季折々の坂の風景と函館の街並みが眼下に。料理を「食べる」だけではなく、「坂を上るところから始まり、店に入ってレセプションの案内で席に着き、函館を代表する景色を眺めながら料理を食べる――というストーリーを楽しんでほしい」との思いが、シンプルな内装の店のしつらえにも表れています。

世界20カ国で出版されているレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」の日本版で、2021・2022年と連続で掲載。

カテゴリー

  • 元町・函館山
  • 洋食
  • 飲食店
  • 酒類
  • 眺望がいい
  • 個室
  • 20名以上OK
  • ランチタイムに営業
  • ディナータイムに営業
  • 英語メニュー

詳細情報

住所 函館市元町17-17
アクセス情報

市電 「十字街」電停 下車 徒歩10分

電話番号 0138-76-9653
利用時間

12:00~15:00(LO13:00)、18:00~22:00(LO19:30)

休日

第2・4火曜日、水曜日

駐車場

なし

関連リンク maison Fujiya Hakodate
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