新型コロナウイルスの影響で休業・営業内容変更の場合があります
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ひじかたとしぞうはこだてきねんかん(ひじかた・たくぼくろまんかん)
津軽海峡を見渡せる大森浜沿い、「啄木小公園」に隣接して建つ記念館。土方歳三の生涯を紹介するとともに、幕末に活躍した人々の貴重な資料や収蔵品を多数展示している。
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津軽海峡が見渡せる大森浜沿いに2003年に開館した「土方・啄木浪漫館」は、函館にゆかりの深い土方歳三と石川啄木に関する「哀愁テーマパーク」と銘打った施設。その1階にあるのが、土方歳三凾館記念館です。入口でまず目に入るのが、土方歳三が死した「一本木関門」を再現したもの。ここから一歩入ると幕末の世界にタイムスリップし、波乱に満ちた土方歳三の生涯を時代とともに体験することができます。啄木小公園に隣接しており、夏にはハマナスの花を見ることができます。
館内は大きく3つの部屋に分かれており、膨大な幕末の資料が数多く展示されています。展示室1では、箱館戦争の史実を知る最も貴重な資料である「麦叢録付図」や短銃、土方歳三の掛軸、土方が捜し求めていた古刀和泉守兼定「之定」の長刀と短刀などがあります。つづいて館内オリジナル映像コーナーでは、ドキュメンタリーDVD「武士を超えた義士 土方歳三箱館に死す」が放映され、その生涯を学ぶことができます。また、展示室2では、土方らを乗せ、夢と希望を求めて新天地蝦夷へ向けて航海した「開陽丸」の勇姿が蘇ります。また、土方の肖像写真に写っている「リボルバー拳銃」なども展示しており、戦いに対する熱い思いが伝わってきます。
館内にはショップも併設されており、来館の記念に土方歳三関連のオリジナルグッズや土産品を買い求めるお客様も多くいらっしゃいます。
「土方歳三凾館記念館」となってはいますが、土方だけでなく、箱館戦争や幕末に活躍した人々の紹介や資料が膨大にあり、ゆっくりと時間をかけて見学するファンの方も多く訪れています。箱館戦争の歴史についてより深く学びたい方や幕末に活躍した人々の貴重な資料を知りたい方にも、ぜひ訪れてほしい資料館のひとつです。
クレジットカードは、土産品のみ利用できます。
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※記者TT 2012/11/19取材、11/23公開 2022/7 更新
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新型コロナウイルスの影響で休業・営業内容変更の場合があります
開館時間 |
9:00~18:00(最終入館17:00) |
料金 |
大人800円 中高生600円 小学生500円(団体割引あり) |
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眺望がいい、自然が豊か、歴史好きに、雨や雪でも楽しめる、無料駐車場、クレジットカード(VISA)、クレジットカード(マスター)、クレジットカード(JCB)、クレジットカード(銀聯)