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かつかざん えさん
恵山地域にある活火山。道立自然公園として指定されており、車で火口付近まで登ることができる。山頂付近の植生は乏しいが、山裾では60万本程のツツジが有名。
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亀田半島の東端にある高さ618mの活火山。ツツジのほか60種以上の高山植物が群生。登山家・岩崎元郎が新・日本百名山の一つに選定。恵山という名称の由来は、アイヌ語の「イエサンヌプリ」(溶岩が噴き出している山)、または「エ」(頭)と「サン」(前に出る)でつまり岬を意味するなど、諸説あります。
恵山は太古の噴火活動で形成されました。今から4~5万年前に海向山(かいこうざん)、椴山(とどやま)が誕生したのを契機に、2万~2万5千年前の間に外輪山(がいりんざん)、8千~1万年前の間に恵山溶岩ドームができたとされ、それらが複合した活火山となっています。
1874(明治7)年6月に小噴火して以降は小康状態にあるものの、今もなお噴気を上げ続ける姿に大地の鼓動を感じ取れます。栄養分の少ない火山灰、津軽海峡で発生する霧の影響による日照不足などの条件が重なり、さほど高くない恵山では2000m級の山でしか見られないような高山植物が観察できます。
春にはサラサドウダン(別名フウリンツツジ)が深紅の花を咲かせ、秋にはそれが赤・橙色の葉で高原一帯を染めるのも見もの。展望台や散策路の高台など、あらゆるアングルから眺望を楽しめ、青色の海や空と美しいコントラストを見せます。函館市指定文化財(恵山と賽の河原が名勝指定、恵山高山植物群が天然記念物)。
※恵山は2016年3月23日から、噴火警戒レベル対象火山(レベル1)となっています 
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※hakobura 2010/5/1公開 2022/8 更新
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指定文化財等、眺望がいい、自然が豊か、無料駐車場、車イス対応トイレ