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工事中 |
はこだてハリストスせいきょうかい
日本初のロシア正教会聖堂。白壁と緑屋根のコントラストが美しく、函館を代表する歴史的建造物。現存する聖堂は1916年築。2022年末まで大規模修復工事中。
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異国情緒漂うエキゾチックな町並みを形作る洋風建築物の代表格と言えるのが、函館ハリストス正教会です。白壁と緑屋根の外観に加え、週末などに美しい音色を奏でる鐘があることも有名で、市民には「ガンガン寺」の愛称で親しまれています。鐘の音は「日本の音風景100選」認定。
1859年、初代ロシア領事ゴシケヴィッチが現在の教会所在地にロシア領事館の敷地を確保しました。翌1860年、領事館付属聖堂として建てられたのが、初代の聖堂です。1861年に来函した青年司祭聖ニコライが、この聖堂を拠点に日本で初めて正教会を布教しました。1907年に起きた大火で建物を焼失しましたが、1916年に二代目となる現聖堂が再建され、1983年に国の重要文化財に指定されました。
レンガ造りの建物は壁を白色の漆喰塗仕上げにし、屋根は緑色の銅板を用いています。屋上には冠型をしたクーポル(ドーム状の小塔)が6つあり、それぞれに十字架が据えられています。
正面玄関上にそびえる八角形の鐘塔に、現在取り付けられている鐘は5代目。1996年、環境庁「日本の音風景100選」に認定されました。この鐘の音は、毎週土曜日午後5時の徹夜祷、日曜日午前の聖体礼儀など、1回あたり3~5分間にわたって函館山の麓一帯に響きます。 ※大規模な保存修理の工事のため、2022年のクリスマス以前は聖堂への立ち入りはできません。外側に足場が組まれて、外観も見えません( 詳細)。
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※hakobura 2009/4/1公開 2021/5 更新
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新型コロナウイルスの影響で休業・営業内容変更の場合があります
開館時間 |
月~土10:00~16:00、日13:00~16:00 |
休館日 |
12月25日午後~2月末 ※保存修理工事のため、2020年12月末から2022年12月中旬まで拝観不可 |
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