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あなたのテーマでディープな函館 「ファミリー」

ミニ遊園地に動物園、子どもと楽しむ函館公園 

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「子ども連れで函館旅行、さて、どこに行こうかな」というときにお勧めしたいのが、函館山のふもとに位置する函館公園です。その敷地内には、レトロな遊園地「こどものくに」をはじめ、ミニ動物園、水遊び広場、自由に駆け回れる起伏のある園路など、小さな子どももゆっくり遊べる場所がいろいろ。時間を忘れて、とびきりの思い出づくりができることでしょう。公園大好きな「はこぶら」ママ記者と子供たちが、函館公園のお楽しみをご紹介します。

◆ミニ遊園地「こどものくに」は、ドキドキわくわくのワンダーランド

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真っ先に向かったのは、公園内にある「こどものくに」。昭和31年に開園したレトロなミニ遊園地で、13種類のアトラクション、小型乗り物類十数台、ゲームコーナーがあります。メリーゴーランドや飛行機など、開園当初から動いているものもありますが、毎日の点検と月1回の定期整備、繁忙期前の点検、年1回の国指定検査を受けながら、現役で立派に活躍しています。

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メインターゲットは小さな子どもたち。地元の子、旅行で訪れた子が、せっかく遊びに来たのに年齢制限や身長制限などで体験できないのは残念だからと、制限がついていないものがほとんどです。親と一緒に乗ることもできるし、しっかり座って手すりをきちんとつかめれば、子ども同士で乗れるものもあります。また、乗り物の動きに激しさはないので、「絶叫系は苦手!」という付添いの大人も、ゆったり楽しめます。入園は無料、遊具等の利用料金は1回300円、8回の回数券2000円(ともに税込)です。


●文化財になった「日本最古の観覧車」

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こどものくにで、今もっとも話題なのが「函館公園こどものくに空中観覧車」。2019年7月、国の登録有形文化財に登録されることが発表されました。この観覧車は、1950(昭和25)年、函館近郊の七飯村(当時)の大沼湖畔に作られ、1965(昭和40)年にこちらへ移されたもの。国内に残っている観覧車の中で最も古いものになります。

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直径8m、高さ10m、八角形の鉄製ホイールに日本では珍しい2人乗りのベンチ型ゴンドラが8台ついています。

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小規模でのどかなように見えますが、意外なスリルに驚く人が続出。こどものくにのホームページでは「ある意味絶叫系」と紹介されていたこともあります。ボックスタイプの観覧車のように周りが覆われていないので、高く上がるにつれて心もとない気分に襲われるかもしれません。見回すと、わずかな間ですが右手に津軽海峡を望むことができます。


●癒し系の乗り物は?

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のんびりペースで走る「新幹線はやぶさ号」。2016年の北海道新幹線開業に合わせて、深いグリーンの「やまびこ号」から、エメラルドグリーンにパープルのラインが入った北海道新幹線風「はやぶさ号」にモデルチェンジしました。帽子を貸してもらえるので、先頭車両に乗り込めば、運転手気分も味わえます。

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「メリーゴーランド」は、素朴な雰囲気の木馬が上下しながら回ります。上下の動きのないパトカーなら、小さな子どもも安心。クルクルと変わっていく景色に多少圧倒されながらも、自分で運転している気分だったようで、握りしめたハンドルを離しませんでした。

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施設の中心部、お化け屋敷の上にある「飛行機」で風を切るのも心地いい! 津軽海峡の海と函館山が交互に目に飛び込んできます。小さいお子さんは、お母さん、お父さんと一緒に空中散歩を楽しみましょう。


●適度なドキドキ感が味わえる乗り物は?

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少し刺激がほしい大きい子には、「APOLLO2000」をおすすめ。おそらくできたときには輝ける未来だった「2000年」は、すでに過去のものになってしまいましたが、海賊船風の船は健在。船が前後に揺れる幅が次第に大きくなっていって、こどものくにの中で最もスリルある乗り物かもしれません。

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落ちる一瞬の怖さよりも、ボヨヨーンと弾む感覚が楽しい「フロッグジャンピング」。上がったり下がったり、思わず声が出てしまいます。

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見た目は地味ですが、じつは一番の絶叫マシンかもしれない「ロータリーチェア」。2人乗りの椅子が周回するときに、遠心力で振り回されるので、大人でも大盛り上がりです。


●ゲーム感覚で大興奮! ちびっこに大人気のアトラクション

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2014年に導入された「ユンボ DE GO!」。ユンボというのは、建設現場で活躍するパワーショベルの一種で、重機を使った遊具を集めたイギリスのテーマパークにヒントを得たもの。本物の重機を利用した遊具は、国内の遊園地で第一号とのことです。レバーを前後左右に動かして、アームにぶら下がった鉄球で、ボーリングの球の絵が描かれたパネルを倒していきます。制限時間の2分以内に、何本倒せるかな?

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なんとものどかそうな「カエルつり」は、ゆっくりと回転する池の中から、パクッと口をあけたカエルをタイミングよく釣り上げるゲーム。制限時間内に連れた数が張り出されるので、ついつい夢中になる人が続出です。

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すごい名前の「バズーカ砲」は、前方の的に狙いを定めて弾を発射するもの。その音と手ごたえが、子ども心をくすぐります。


◆ミニ動物園では、おっとりとした動物とふれあうことができる

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こどものくにを満喫した後は、隣接する動物施設の動物たちに会いにいきましょう! ポニーやミニチュアホース、ヤギ、ヤクシカ、ウサギ、いろいろな鳥たちに出会えます。ミニチュアホースは、広々としたスペースに2頭がのんびりすごしています。柵の隅で突然用足しをする様に、子どもたちは「ご飯をいっぱい食べたのかなあ」とビックリ。

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タイミングがよければ、クジャクが羽を広げて出迎えてくれるかもしれません。ひとつひとつの動物に、興味をひくていねいな説明がされているので、大人も子どもも楽しめます。おっとりした雰囲気の動物たちを眺めてまわる時間は、こどものくにで刺激をたっぷり受けた子どもたちを、クールダウンさせてくれました。


◆噴水広場で水遊び、広い園内を探検......遊びは自由自在

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遊園地、動物園以外にも、函館公園には遊び場がいっぱい。動物施設わきには複合遊具がありますし、メイン広場には噴水があり、暖かい季節には水遊びをすることができます。オムツを卒業したら、ぜひ体験したいですね。噴水の周りにはベンチや芝生があり、ピクニックをすることもできます。

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こどものくにの切符売り場近くにあるトイレは、男女用のほか、多目的トイレがあります。オムツ替えができるベビーシート、赤ちゃんを座らせることができるベビーキープのほか、着替え台も設置されているので、不意に衣服を汚して着替えが必要になることもある乳幼児とのお出かけにも、心強い味方です。

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園内は起伏に富んで景色の変化も豊か。ゆるやかな坂道が多いので、子どもにとっては緑の中を駆け回るだけでも楽しい運動になります。大人も散策を楽しみながら、園内をのんびり歩いてみてください。

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函館公園は明治時代のはじめに市民参加で完成した歴史ある公園で、今も当時の姿をとどめる貴重な存在です。国登録文化財の登録記念物(名勝地)に指定。桜や紅葉を楽しむ市民の憩いスポットともなっています。

函館公園(函館市青柳町17。市電「青柳町」電停から徒歩3分) ⇒はこぶら記事
0138-22-6789(函館市住宅都市施設公社 花と緑の課西部公園事務所)

0138-22-5039(北海興業株式会社)

※記者C 2014/5/17取材、5/23公開 
2019/7/22更新 まとめ/編集室M、遊具の写真提供/函館公園こどものくに