ミシュランガイド北海道に掲載された函館の飲食店
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厳選したホテルやレストランを、星の数とともに紹介するガイドブック「ミシュランガイド」。2017年5月に、「ミシュランガイド北海道2017 特別版」が発売されました。函館からは34軒の多彩な飲食店が掲載されています。旅先で「美味しいものを食べたいな」というときの、ご参考にどうぞ。
税込3240円 日本ミシュランタイヤ発行

函館からの掲載店
☆(そのカテゴリーで特においしい料理)
冨茂登(日本料理。写真)、鮨処 美な味(寿司)、天ぷら 田ざわ(天ぷら)、ロワゾー・パー・マツナガ(フランス料理)、エノテカ・ラ・リコルマ(イタリア料理)
ビブグルマン(3500円以下で食事ができる、おすすめレストラン) 
常寿し、鮨処 木はら(以上寿司)、居酒屋 兆治(居酒屋)、蕎麦彩彩 久留葉蕎麦蔵(以上蕎麦)、阿佐利本店(すき焼)、ビストロHAKU(フランス料理)、星龍軒(ラーメン)、うなぎ処 髙はし(うなぎ)、とり辰(焼鳥)、コルツ(イタリア料理)
その他の掲載店
味処 鮨金 分店(寿司)、エビス軒(ラーメン)、ラ・コンチャバスク(以上スペイン料理)、地場 炭小屋二代目 佐平次、くずし割烹 和のふ(以上居酒屋)、割烹 魚清、懐石の里 煌四季 粋花亭、割烹 あべ(以上日本料理)、うに むらかみ 函館本店(海鮮料理)、トウイラ クチーナ ヴェンティトレ(以上イタリア料理)、唐草館コム・シェ・ヴー(以上フランス料理)、かね久 山田(蕎麦)、ビアンキ(ピッツェリア)


◆季節感あふれる郷土料理と、温かいもてなしが魅力。1つ星掲載の「料亭 冨茂登」

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地元の人に聞くと、「両親が函館に来たときに連れていってあげる」「お祝い事があると、食べに行く」「仕事で大切なお客さまといっしょに出かける」というように、いざというときに頼れる存在が「料亭 冨茂登」です。

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2012年版のミシュランに掲載が発表された直後、予約を入れて訪ねたところ、変わらない温かい笑顔の女将さんと仲居さんが迎えてくれました。落ち着いた日本間の個室で、一品一品ていねいに出される料理は、地元の食材を生かした季節感あふれるもの。洗練されていながら、どことなく懐かしくほっとする味なのが、長く支持されてきた理由だと納得できます。

「食べてもらいたい地場のものがいっぱいあるんですよ。市場で仕入れて、組み合わせて、美味しい料理を作る。これを変わらず続けていきたいですね」と、ご主人の尾形有司さん。この日いただいたのは、漁り火会席(8400円)。目にも舌にも嬉しい料理の数々を紹介します。(下の写真。料理の内容は季節等によって変わります)

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先付の生うにのせ桜豆腐と、サーモンの笹巻き寿司などの心はずむ前菜/揚げだし豆腐。お椀のふたをとっただけで、だしのいい香りがふわっと

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津軽海峡の本まぐろ、鯛、帆立、ぼたんえびは、とろけるような美味しさ/魚の焼き物。旬の山菜(うるい)の緑が目にも鮮やか

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冨茂登名物、いかそうめん。口当たりを工夫したおくらやトマトなど/たらばがにのもと焼き。新鮮なかににピクルスの香りがほんのり

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締めの自家製いくらご飯と、白魚のみそ汁。おかわりしたくなるほど/デザートはフルーツ添えブランマンジェ。丹波産黒豆もふっくらいい味

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食事を終えて、女将さんに見送られながら外に出ると、目の前には高田屋嘉兵衛像。その向こうに函館山。「嘉兵衛さんはうちのおでん鍋の中を見ているってよく言うんです。ここで函館を盛り上げていきたいですね」。昭和36年に大女将の尾形京子さんがおでん屋を開業、昭和55年から隣で料亭を始めて郷土料理を提供してきた冨茂登。宝来町界隈の歴史を見続けてきた老舗の優しさと心意気が伝わってきました。
※「はこぶら」の関連記事はこちら


◆和食、洋食から、居酒屋、ラーメンまで多彩な味が登場、
「はこぶら」でご紹介している、そのほかのミシュラン掲載店

「はこぶら」の飲食店データベースで取り上げている店で、ほかに「ミシュランガイド北海道2017」に掲載されたものをまとめました。店名をクリックすると、紹介記事が開きます。その他の店も取材できたものから追加予定です。


【日本料理・すき焼き・うなぎ・海鮮料理】

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精肉店の2階にある老舗すきやき専門店。懐かしい和の空間、個室で味わうすき焼きは、霜降り肉がとろけるよう。

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五稜郭公園の近くにある老舗店。国内産にこだわったうなぎが味わえる。天ぷらの定食や丼物もある。

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函館の街並みを見おろす函館山麓の高台にある、数寄屋造りの懐石料理店。洋を取り入れた新感覚の和食が人気。

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店主が厳選した純米酒と、創作和食料理が自慢。季節に応じたお造り、焼き物などの単品料理が味わえる。

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朝市奥にある老舗生うに加工販売店の直営店。新鮮なウニを使ったオリジナルメニューや、生け簀の魚介類も提供。


【寿司】

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湯の川温泉の海沿いにあり、津軽海峡が一望できる。ネタ、しゃり、調味料に、漁師町出身の大将のこだわりが。

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五稜郭エリアのホテルテトラ向かい。地元常連客が立ち寄る人気店。とろろ昆布を使ったうにの巻物「GLAY巻」が評判。


【フランス料理】

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静かな住宅街に佇む隠れ家フレンチレストラン。北海道の食材をオリジナリティあふれるアレンジで提供。1つ星として掲載。

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五稜郭公園からほど近いフレンチビストロ。ワインによく合う黒板メニューのアラカルトが豊富。自家製デザートも人気。

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函館公園近くの大正期に建てられた洋館で営む、ワインとチーズが豊富なフレンチ。コースのデザートワゴンも満足度大。

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くつろいだ雰囲気で美味しい料理とワインが楽しめる店。 地元食材を生かした多彩な小皿料理が魅力。


【イタリア料理、ピッツェリア】

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函館駅から徒歩圏内の、こぢんまりとしたイタリアン。季節感にあふれ、バラエティにとんだ前菜、パスタが魅力。

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五稜郭公園近くの、緑豊かな住宅地にあるイタリアン。函館近海で獲れる旬の魚介を、本場イタリア風にアレンジ。

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市内北部の閑静な住宅街の一角にある隠れ家イタリアン。石窯で焼くピッツァマルゲリータが絶品。


【スペイン料理】

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ベイエリアにあるスペイン料理店。ワインやビールにあるアラカルトが豊富。ピンチョ(おつまみ)9種の盛り合わせが人気。

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閑静な住宅街にあるスペイン料理店。函館の旬の食材を、気取らずに食べられる。自家製生ハムも評判。


【居酒屋】

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高倉健主演の映画から店名をつけたという、居酒屋。近海の旬の魚が美味しく食べられる。1人でも気がねなく入れる。

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五稜郭エリアの繁華街にある。名前のとおり、備長炭でじっくり焼く串焼きが名物。活いかや本マグロも提供。

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五稜郭エリアの料理と地酒自慢の居酒屋。魚、肉、野菜など、地元食材を生かした和から洋までの多彩な料理が楽しめる。


【そば】

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古建築物が建ち並ぶ大三坂に佇む、古民家を改造した蕎麦店。こだわりの石臼挽き手打ち麺。かき揚げも絶品。

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船見坂近く、どっしりとした黒塗りの蔵が目印。会津産そば粉を使った十割そばが味わえ、鴨せいろがおすすめ。

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大正中期創業、呉汁をつなぎに使う津軽蕎麦を提供する老舗店。かけ、もり両方が楽しめる「かけもりセット」もあり。


【ラーメン】

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函館朝市近くに店を構える、屋台から始まった店。澄んだスープにストレート麺、昔ながらの「塩ラーメン」が味わえる。

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大門地区の老舗ラーメン店。塩バターコーンラーメンは、札幌風のコクが強いスープと太いちぢれ麺が特徴。

なお、みなみ北海道からはこのほか、鮨 おおね田(寿司・森町)が☆、華京(中華調理・森町)、寿し処 かきた(寿司・八雲町)、そば蔵やまげん(蕎麦・江差町)がビブグルマン、ほか6軒が掲載されています。

※まとめ/編集室M 2017/7/31公開 取材(2012/4/19 料亭 冨茂登)