北海道新幹線を見るならここ! おすすめ見学スポット


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2016年3月、北海道新幹線が開業しました。新幹線の走る姿を一目見ようと、駅や沿線に多くのかたが訪れています。じつは、北海道新幹線の線路はトンネルやコンクリートの防音壁に囲まれているところが多く、見られるスポットは限られています。そこで、「新幹線を見るならここがおすすめ」という定番のスポットから、意外な穴場スポットまで、まとめてみました。お出かけの際、ぜひ参考にしてみてください。


◆超定番スポット「新函館北斗駅」

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北海道新幹線の終着駅「新函館北斗駅」は、函館市の隣・北斗市にあります。函館駅までは約18キロメートルの距離で、アクセス列車「はこだてライナー」を利用すると、快速で15~19分、各駅停車で19~22分。車では30~40分で到着します。


【入場券を買って新幹線ホームで】

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新幹線を間近で見るなら、ホームに行くのが一番。駅舎2階にある新幹線改札口近くの券売機で入場券を購入して、自動改札口を通ります(大人170円、小児80円)。11番線ホームには主に出発する列車が、12番線ホームには主に到着した列車が停まります。

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センターにパープルのラインが入った北海道新幹線H5系と、ピンクのラインの東北新幹線E5系が上下線に並ぶのが見られることも。2016年3月26日現在、新函館北斗駅で見られるH5系は、上りが6時35分発「はやぶさ10号」と12時44分発「はやぶさ22号」、下りが10時07分着「はやぶさ95号」と21時48分着「はやぶさ29号」の4本です。


【駅舎2階の自由通路から】

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新函館北斗駅2階の南口と北口とを結ぶ自由通路。こちらの通路わきの大きな窓から、ホームに停まっている新幹線を上から見ることができます。通路には新幹線到着時刻、発車時刻が表記されているので、目安にしてみてください。

160429TT06自由通路から.jpg自由通路は新幹線ホームを「またいで」いるので、新幹線が真下を走って、屋根の部分など普段なかなか見られないところも見られます。窓の手前には柵があり、ガラスの前は立ち入り禁止なのでご注意ください。


◆近郊に足をのばして、観覧スポットから


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函館から南西方向に車で約1時間、北海道内のもうひとつの新幹線駅がある木古内町にできた展望台。JR木古内駅から車で約5分、または徒歩約40分。道道5号線を上ノ国・江差方面に進み、「新幹線ビュースポット」の看板のところを左折し、道なりに進むと見えてきます。

160429TT14木古内2.jpg新幹線が展望台のほぼ真下を通ります。最大の特色は、新幹線と在来線の分岐ポイントが見られること。新青森方面行き、新函館北斗駅行き、それぞれの新幹線通過時刻表も掲示されています。無料の固定式双眼鏡が1台設置されていますので、迫力ある姿も楽しめます。



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函館から南西方向に車で約1時間10分、国道228号線沿いにある道の駅。知内町物産館の2階には展望ラウンジがあり、窓から北海道新幹線が横切る姿を見ることができます。建物内なので、天候がよくないときでも落ち着いて見られるのが特徴です。

160429TT17しりうち2.jpg線路わきには防音壁がありますが、展望ラウンジはそれより高い位置にあるので、新幹線の姿全体が見られます。ここは在来線との供用区間で、速度を落として走り抜けるため、撮影ポイントとしてもおすすめです。



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前出の「道の駅 しりうち」から国道228号線を松前方面(函館と逆方向)に進むと、左手に「青函トンネル北の玄関口」と書かれた看板があり、そのすぐそばに木造の展望台があります。展望台下には駐車スペースがありますが、道の駅からも歩いて行けます。

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ここは、青函トンネルの北海道側の出入口が見られるスポットで、列車がトンネルに出入りする様子を見ることができます。展望台からは700~800メートルありますので、双眼鏡などを用意したほうがより楽しめます。


◆そのほか、地元住民のお気に入りスポット

【木古内町 建川地区】

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前出の木古内町のビューポイント展望台から青函トンネル方向に少しいったところに、地元住民の知る人ぞ知るナイススポットがあります(詳細)。ここは、防音壁に囲まれていないため、新幹線の車両がよく見えます。周辺に駐車スペースなどはなく、道幅も狭い一般道なので、展望台に車を停めて歩くことをおすすめします(約10分)。

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在来線との供用区間なので、新幹線は時速140kmと速度を落として走行しています。通過時刻は、新幹線ビューポイント展望台にあるパネルを参考にどうぞ。

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貨物列車との供用区間でもあるので、運がよければ、多くのコンテナを乗せて走る列車の姿も見られるかもしれません。


【北斗市 あぐりへい屋駐車場】
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地元の農産物直売所である「あぐりへい屋」の駐車場から。お土産を買いに立ち寄ったら、チェックしてみましょう。


【北斗市 萩野小学校付近】
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荻野小学校近くの一般道から(詳細)。線路が大きくカーブするところが見られます。


【北斗市 函館江差自動車道・北斗中央IC近く】
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北斗中央IC近く(詳細)の一般道で、天気がよければ駒ケ岳をバックに走る新幹線が見られます。 


◆人気展望スポットで、新幹線高架橋の大カーブを眺める


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函館市内から近郊までを一望できる函館山山頂の展望台。絶景を眺めに訪れたら、ぜひ北海道新幹線の高架橋をチェックしてみてください。山頂広場には「北海道新幹線ビュースポット」の案内パネルが設置してあり、運行時刻と、どのあたりを新幹線が走るのかが、写真つきで表示されています。

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新函館北斗駅まで直線距離で17キロ。新幹線の車両まで見るのはちょっと大変ですが、案内パネル横にある固定式望遠鏡(1回100円)で眺めると、大きくカーブを描いて、新函館北斗駅に向かう新幹線高架橋の様子がわかります。天気がよければ、その右手奥に大沼国定公園の秀峰・駒ケ岳の姿も見られます。(撮影/宮田一人)


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北斗市にある標高約560メートルの高原。直線距離3キロ。大カーブが一望できるほか、双眼鏡があれば、走行する新幹線も見えるかもしれません。(撮影は線路ができる前/記者K)

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七飯町にある標高約500メートルの展望スポット。直線距離約6キロ。こちらも、大カーブがくっきりと見えます。(撮影は線路ができる前)


※新幹線撮影の注意ポイント
・私有地や畑、水田などに立ち入っての撮影は厳禁です。マナーを守って撮影しましょう。
・三脚を立てるときは周りに十分配慮しましょう。駅舎内やホームで、三脚、脚立、自撮り棒などは使用できません。


※記者TT(一部撮影/編集室M) 2016/3/26、3/28、4/5、4/24取材、4/30公開