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しせきおおふねいせき
函館市中心部から約30kmの南茅部エリアで1984年に確認された、縄文時代中期の大規模な集落跡。国の史跡に指定。大型竪穴建物跡は深さ2m、直径10mを超える。4~10月は定時解説あり。
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※2022年7月16日、遺跡近くの市道でヒグマのふんが確認されたため、危険対策を施すまで臨時閉場します。 縄文中期(約5500~4000年前)の竪穴建物の跡を見ることができる、国指定史跡「大船遺跡」。2011年10月にオープンした 函館市縄文文化交流センターから5kmほど北西の、太平洋を見おろす丘の上にあります。4~10月は、毎日10時、13時に説明員による定時解説(30分程度)が実施されるほか、解説時間以外でも、一年を通じて自由に見学できます。
1996年に発掘調査が行われ、大型竪穴建物を含む100軒以上の住居跡を確認。長期間にわたる集落跡で遺構が密集していること、住居の規模が大変大きなことが特徴で、深さ2m、直径10mを超えるものもあります。地中には、さらに多くの住居跡があると推測されています。
また、遺跡からはサケ、タラ、マグロなどの魚や、ウニ、カキ、オットセイ、クジラなどの海産物、クリ、クルミ、ブドウなど、当時の食生活がうかがえるものも出土。大規模な集落のあった背景に、豊かな自然の恵みがあったことがうかがえます。
竪穴建物や盛土遺構を復元している「縄文のにわ」、植樹活動により当時の環境の再現をめざしている「縄文の森」、大船遺跡や世界遺産に関するパネルを展示した管理棟があります(管理棟開館期間:4~10月 9:00~17:00、11~3月 9:00~16:00)。
函館市では 垣ノ島遺跡とこの大船遺跡が、ユネスコの世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産となっています。 ※2022年7月に遺跡付近でクマのふんが確認されたため、当面のあいだ「縄文の森」は立入禁止( 詳細)。 竪穴建物跡などのある「縄文のにわ」は見学できます。
※編集室M、記者MT 航空写真提供/函館市教育委員会 2011/10/4公開 2022/7 更新
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電話番号 |
0138-25-2030 ※カーナビ検索には使えません |
開園時間 |
9:00~17:00(4月~10月)、9:00~16:00(11月~3月) |
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