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しせきおおふねいせき
函館市中心部から約30kmの南茅部地区で1996年に確認された、縄文時代中期の大規模な集落跡。国の史跡に指定。大型竪穴住居跡は深さ2m、直径10mを超える。
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縄文中期(約5000~4000年前)の竪穴住居の跡を見ることができる、国指定史跡「大船遺跡」。2011年10月にオープンした「函館市縄文文化交流センター」から5kmほど北西の、太平洋を見おろす丘の上にあります。
1996年に発掘調査が行われ、大型竪穴住居を含む100軒近くの住居跡を確認。長期間にわたる集落跡で遺構が密集していること、住居の規模が大変大きなことが特徴で、深さ2m、直径10mを超えるものもあります。地中には、さらに多くの住居跡があると推測されています。
また、遺跡からはサケ、タラ、マグロなどの魚や、ウニ、カキ、オットセイ、クジラなどの海産物、クリ、クルミ、ブドウなど、当時の食生活がうかがえるものも出土。大規模な集落のあった背景に、豊かな自然の恵みがあったことがうかがえます。
竪穴住居や盛土遺構を復元している「縄文のにわ」、植樹活動により当時の環境の再現をめざしている「縄文の森」、大船遺跡をはじめとした南茅部地域の縄文遺跡に関するパネルを展示した管理棟があり、見学自由(管理棟開館期間:4月20日~11月12日、9:00~17:00まで)。
※編集室M(右の写真は記者K) 2011/10/4公開 2020/11 更新
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電話番号 |
0138-25-2030 ※カーナビ検索には使えません |
アクセス
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「大船小学校前」バス停 下車 徒歩10分 |
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指定文化財等、無料で入れる施設、眺望がいい、自然が豊か、歴史好きに、無料駐車場、車イス対応トイレ