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気になるテーマで、函館・博物館めぐり
121204M01.JPG函館、特に函館山のふもとの西部地区には、街並みに溶け込んだ個性豊かな博物館や資料館が数多くあります。散策の途中で、気になる博物館に立ち寄ってみませんか。収蔵してある展示品や資料をじっくりと眺めていると、あなたの知らなかった函館が見えてくるかもしれません。

函館にゆかりの人物、激動の歴史、時代を感じさせる建物など、興味あるテーマの博物館を訪ねて、知的な街歩き。寒い冬や雨の日など、外を歩きにくいときの観光にも、ゆったりと時間をかけて見られるのでおすすめです。

まちあるきガイドとして活躍する「はこぶら」記者が、全19館の見どころをバッチリ解説します。



◆気になる人物や歴史を訪ねる

●石川啄木
石川啄木は1907(明治40)年、連絡船で津軽海峡を越えて函館に降り立ち、
青柳町に居を構えて家族を呼び寄せ、生活をしていました。
函館をこよなく愛した石川啄木に関する博物館・資料館が市内にはいろいろあります。

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石川啄木函館記念館
啄木小公園近くにある「土方・啄木浪漫館」内の資料館。豊富な資料の展示とともに、精巧な作りの石川啄木の実像ロボットが優しく語りかけて、自身の生涯について紹介します。
(湯の川地区 大人600円)
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函館市文学館
2階はフロア全体にわたって、詩人「石川啄木」について紹介。函館市中央図書館「啄木文庫」所蔵の直筆原稿を定期的に入れ替えながら展示し、全国からも注目されています。
(駅前・元町地区 一般300円)
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函館市中央図書館
館内には、石川啄木関連の資料を集めた「啄木文庫」が設けられています。遺族から直筆資料などが寄託されたほか、出版されている書籍も充実。書籍は館内で閲覧できます。
(五稜郭地区 入館無料)



   

●土方歳三と幕末の函館
新選組の鬼の副長として恐れられ、旧幕府軍の榎本武揚らとともに、蝦夷地・箱館にやってきた土方歳三。
新政府軍との箱館戦争に散った土方歳三と、幕末の箱館に関する資料館があります。

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土方歳三凾館記念館
津軽海峡を見渡せる大森浜沿い、「啄木小公園」に隣接して建つ記念館。土方歳三の生涯を紹介するとともに、幕末に活躍した人々の貴重な資料や収蔵品を多数展示しています。
(湯の川地区 大人600円)
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五稜郭歴史回廊(五稜郭タワー)
特別史跡五稜郭近く、五稜郭タワー展望台2階にある展示スペース。五稜郭や箱館戦争などの歴史を詳しく学べるグラフィック展示や、精巧な16のジオラマが設置されています。
(五稜郭地区 大人900円)

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箱館奉行所
幕末に建てられ、箱館戦争を経て解体された江戸幕府の役所を、現代に忠実に復元。当時の宮大工の技をつぶさに見られるとともに、奉行所、五稜郭、箱館戦争の歴史を知る展示も充実。
(五稜郭地区 大人500円)


●高田屋嘉兵衛と北前船交易
江戸時代の終盤、北前船で蝦夷地と全国各地の交易を確立した高田屋嘉兵衛。
北洋漁業の基礎を築き、現代までの函館の発展に大きく貢献しました。

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北方歴史資料館 ※閉館しました
高田屋嘉兵衛の7代目子孫・高田嘉七さんが、高田屋に代々伝わる遺品や古文書などを広く見てもらうために開館。護国神社坂下にある銅像の上半身部分の原型が迎えてくれます。
(駅前・元町地区 大人300円)
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箱館高田屋嘉兵衛資料館
高田屋嘉兵衛が造った北海道最初の造船所の跡地に開館。北前船にまつわる品々を中心に、高田屋の半纏、昆布採りの道具など、関連資料約500点が展示されています。
(駅前・元町地区 高校生以上300円)
 



●その他、函館や北海道と関連する多彩な人々

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北島三郎記念館
知内町出身で、函館の高校に毎日通学していた北島三郎。学生時代から現在に至るまでを、楽しみながら知ることができる体験型記念館。華やかなシアターゾーンは必見です。
(駅前・元町地区 大人1500円)

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北海道坂本龍馬記念館
蝦夷地開拓を目指していた坂本龍馬の足跡を辿る、歴史パネルや数々の貴重な史料を展示。そのほか、蝦夷地に渡った龍馬の同志や、坂本家の足跡についても紹介されています。
(駅前・元町地区 一般500円)
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函館市北方民族資料館
アイヌ民族や北方民族の衣装、生活用品などが展示されています。アイヌ民族の伝統的な楽器「ムックリ(口琴)」の製作・演奏体験や、切り紙細工体験講座も実施。
(駅前・元町地区 一般300円)

◆散策の途中で立ち寄って、歴史や文化にふれる
函館公園や五稜郭公園は、緑が多く、歴史的な建物も擁する市民憩いの場所。
散策していると、園内や周囲に博物館や資料館があることに気づきます。
ちょっと立ち寄り、函館の歴史や文化を学び歩いてみてはいかがでしょうか。

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市立函館博物館
「青柳町」電停からすぐの函館公園内にある、緑に囲まれた総合博物館。自然科学から考古学、美術工芸、歴史、民俗などに関する資料が、多数収蔵・展示されています。
(駅前・元町地区 大人100円)
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北海道立函館美術館
特別史跡五稜郭の外周を散策していると見えてくる美術館。道南や現代の美術を展示する「常設展示室」と、松前出身の書家・金子鴎亭のコレクションを紹介する「鴎亭記念館」があります。
(五稜郭地区 一般170円)
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函館市北洋資料館
同じく、特別史跡五稜郭そばにある資料館。北洋漁業についての歴史や漁業についての資料を展示。北洋航海体験室では、荒れ狂う波間を行く漁船の航行を体験することができます。
(五稜郭地区 一般100円)



   

◆歴史的な建造物がそのまま博物館に

函館市内にある博物館、資料館の中には、歴史的建造物をそのまま活用したものもあります。
外から眺めるだけでなく、内部の造りにも注目しながら見学してみましょう。
現代に生きる姿を味わいながら見てまわるのも、函館の博物館めぐりの楽しみのひとつといえます。

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旧イギリス領事館(開港記念館)
イギリス領事館として使用されていた建物を改装しており、領事室の様子を見てまわることができます。また箱館開港当時の歴史や文化がわかるパネルなども展示されています。
(駅前・元町地区 一般300円)
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函館市写真歴史館
閉館
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旧函館区公会堂
大火によって焼失した住民の集会所であった町会所(まちかいしょ)を再建すべく、明治末期に建築。大広間や貴賓室の室内装飾や調度品など、部屋そのものが展示物といえます。
(駅前・元町地区 一般300円)

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青函連絡船記念館摩周丸
昭和末期まで青函連絡船として就航していた「摩周丸」を、実際の乗り場であった岸壁に係留・保存して公開。操舵室、無線通信室など、現役当時のままの形で見学できます。
(駅前・元町地区 一般 500円)
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市立函館博物館郷土資料館
(旧金森洋物店)

明治時代に建てられた店舗を改修した資料館。明治時代の商場・帳場の様子やジオラマ展示などで、明治時代のハイカラ文化を伝えています。
(駅前・元町地区 大人100円)
 


※記者TT(最初の写真の撮影/編集室M) 2012/12/4公開