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函館観光で「使えるバス路線」15選

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函館を旅するときは市電やJRも便利だけれど、行き先によってはバスのほうが便利な場合も多いもの。函館駅前のバスターミナルからは、いろいろなバスがひっきりなしに発着しています。「どのバスが便利なの?」「所要時間や運賃は?」「1日乗車券は使えるの?」といった疑問にお答えしつつ、編集部がセレクトした15の路線をご紹介します。(2017年7月現在の情報。運賃は大人の場合)


◆市内人気スポットへのアクセスに

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函館の主な観光スポットへ向かう手段は、まず市電を検討するかたが多いと思いますが、場所によっては、バスを使うと観光スポットにダイレクトにアクセスできて、長い距離を歩かなくてすんだり、観光スポット同士の移動がスムーズになることがあります。


【1】函館山登山バス(函館バス)
函館駅から山頂までの直行便。車窓も楽しめる

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函館でいちばんの人気スポットといえる函館山展望台へ向かう手段は、ロープウェイが一般的ですが、春から秋にかけては函館駅前から函館山山頂へダイレクトで向かう登山バスも運行されています。昼間の便は少ないものの、夕方から夜にかけては15分間隔での運行。往復で800円という料金と、市電を利用した時のように「十字街」電停から函館山ロープウェイ山麓駅までの急な坂を歩かずにすむのが魅力です。函館山登山道に入ると途中の展望スポットでは徐行するため、ロープウェイとは一味違う車窓を楽しみながら山頂を目指すことができます。

【始点・終点】函館駅前~函館山
【停車バス停】東横イン函館朝市、函館国際ホテル、明治館前、十字街、登山口
【所要時間と運賃】函館駅前~函館山30分400円
【利用可能な乗車券】函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券


【2】ロープウェイシャトルバス(函館山ロープウェイ接続シャトルバス)(函館バス)
函館駅から坂を気にせずロープウェイ乗り場へ

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ロープウェイには乗ってみたいけれど、乗り場のある山麓駅までの坂の上り下りは避けたいというかたには、ロープウェイシャトルバスがおすすめです。急坂はバスですいすい上り下りできて、バス停から山麓駅のまでは徒歩すぐ。函館山ロープウェイとバスの乗車券がセットになった切符も設定されています。

【始点・終点】函館駅前~ロープウェイ前
【停車バス停】函館国際ホテル、明治館前、十字街
【所要時間と運賃】函館駅前・函館国際ホテル前~ロープウェイ前7~11分240円、明治館前・十字街~ロープウェイ前3~5分210円
【利用可能な乗車券】函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券


【3】元町・ベイエリア周遊号(函館バス)
函館駅を出発し、西部地区の主要観光スポットを周遊

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函館駅前から西部地区の主要な観光スポットを巡る循環バス。バス停は各観光スポット近くに設けられているので、目的地までは徒歩すぐ。冬季を除く日中は20分間隔での運行なので、要所要所で途中下車しながら観光することができます。函館の名所がデザインされたカラフルな車体が目印です。

【始点・終点】函館駅前~西部地区~函館駅前(循環)
【主な停車バス停】西波止場・函館ビヤホール前、ロープウェイ前、元町、旧イギリス領事館、元町公園、ラッキーピエロベイエリア本店前、明治館前
【所要時間と運賃】210円(均一運賃) 函館駅前~ロープウェイ前15分、函館駅前~元町公園前20分
【利用可能な乗車券】函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券

【4】五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス(函館バス)
函館駅から五稜郭タワー、トラピスチヌ修道院に行くならこの路線

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函館駅前から、中心市街地東部の観光スポットうち、五稜郭タワー湯の川温泉トラピスチヌ修道院を結ぶシャトルバス。函館空港からトラピスチヌ修道院へも乗り継ぎなしで向かうことができます。冬季以外は1日13往復と便数も多く、五稜郭タワー前バス停、トラピスチヌ前バス停とも、各施設まで徒歩すぐ。

【始点・終点】函館駅前~函館空港
【停車バス停】五稜郭タワー前、湯の川温泉電停前、湯倉神社前、トラピスチヌ前
【所要時間と運賃】函館駅前~五稜郭タワー前15分240円、函館駅前~トラピスチヌ前37分300円 五稜郭タワー前~トラピスチヌ前22分260円
【利用可能な乗車券】函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券
※なお、トラピスチヌ修道院へは59系統(函館駅前~旭岡中学校前)も便利。トラピスチヌ入口バス停から修道院までは徒歩約5分です。⇒トラピスチヌ修道院へのアクセスガイド


【5】14系統(函館バス)
普通の路線バスのように見えて、紅葉の名所・香雪園へのアクセス路線

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14系統は観光路線のシャトルバスではなく、一般の路線バスですが、函館駅前から香雪園(名勝旧岩船邸庭園)へのアクセスに便利。平日15往復、土日祝日13往復と、おおむね1時間に1本程度運行されています。春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景を愛でながらの散策におすすめ。

【始点・終点】函館駅前~滝沢町
【主な停車バス停】五稜郭、競馬場前、湯倉神社前、香雪園
【所要時間と運賃】函館駅前~香雪園40分270円、五稜郭~香雪園27分260円
【利用可能な乗車券】函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券


【6】1系統(函館バス)
西部地区を横断して、外国人墓地のある船見町へ

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市電で行くと、「函館どつく前」電停からの長い坂が大変な外国人墓地。市電より一段高いところを走る1系統の路線バスを利用すると、終点の高龍寺前(船見町)バス停から外国人墓地はすぐそこです。一部便を除いて函館駅前バスターミナルには発着しない路線なので、函館駅前から徒歩5分ほどの「棒二森屋前」バス停を利用。函館駅前と同一のバス停という扱いになっているので、市電や函館バスからの「乗り継ぎ」も適用されます。

【始点・終点】昭和営業所前~船見町
【主な停車バス停】五稜郭駅前、棒二森屋前、十字街、元町、公会堂前、高龍寺前
【所要時間と運賃】棒二森屋前~高龍寺前12分240円
【利用可能な乗車券】函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券


【7】6系統。96系統(函館バス)
函館駅前から啄木小公園や湯の川温泉街へのアクセスに便利

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石川啄木の座像がある景勝地・啄木小公園は、公共交通機関では立ち寄りにくいと思われがちですが、路線バスでは函館駅前から1本。6系統または96系統に乗車すると、途中からからは車窓に大森浜と津軽海峡を一望しながら、啄木小公園へアクセス可。また、湯の川温泉のなかでも、特に海岸沿いの各ホテルへのアクセスにもうってつけです。平日は21往復あり、おおむね1時間に1便程度運行。

【始点・終点】函館駅前~日吉営業所前
【主な停車バス停】啄木小公園前~湯の川温泉~湯倉神社前
【所要時間と運賃】函館駅前~啄木小公園前】9分240円、函館駅前~湯の川温泉・湯倉神社前18~23分260円
【利用可能な乗車券】函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券


◆空港や新幹線駅と市内中心部間の便利な足に

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函館駅以外の交通の要所、函館空港や新函館北斗駅から、函館市内のホテルや観光スポット、また大沼公園へのアクセスにもバスが使えます。


【8】急行バス(北海道観光バス)、新函館北斗~湯の川温泉シャトルバス(函館帝産バス)
新幹線の新函館北斗駅から函館市内・湯の川温泉へ直行

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北海道観光バスの急行バスは、ノンステップバスでの運行。途中のバス停での乗降もできます。函館帝産バスのシャトルバスは、函館市内まで直行して、その後、五稜郭公園や湯の川温泉に停車。観光バスタイプの車両なので、大きな手荷物はトランクルームに入れることができるほか、座席もリクライニングシートとなっています。

【始点・終点】(北海道観光バス)新函館北斗駅前~湯の川温泉、(函館帝産バス)新函館北斗駅前~函館空港
【主な停車バス停】(北海道観光バス)七重浜、五稜郭公園前入口、函館駅、啄木小公園前、プリンスホテル前、(函館帝産バス)五稜郭公園入口、市民会館・函館アリーナ前、湯の川温泉
【所要時間・運賃】(北海道観光バス)新函館北斗駅前~五稜郭公園入口40分640円、新函館北斗駅前~函館駅前55分760円、(函館帝産バス)新函館北斗駅前~五稜郭公園入口30分800円、新函館北斗駅前~函館空港56分1000円
※函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券は利用不可


【9】103系統・33系統(函館バス)
新函館北斗駅から北海道昆布館に立ち寄るならこの路線

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北海道昆布館は、昆布ミュージアムも擁する人気のお土産どころ。新函館北斗駅の近くにあるので、函館駅前へ向かう路線バスを利用して、立ち寄ることができます。2つの路線は、どちらも北海道昆布館経由。その後、103系統は国道5号線を経由して函館駅前へ直行、33系統は五稜郭公園の最寄りの警察署前バス停などを経由して函館駅前へ向かいます。合わせて平日20往復あるので、北海道新幹線からの接続もおおむね1時間以内です。

【始点・終点】新函館北斗駅前~函館駅前
【主な停車バス停】(103系統)北海道昆布館、昭和、五稜郭駅前、(33系統)北海道昆布館、昭和、亀田支所前、警察署前、五稜郭
【所要時間・運賃】
【103系統】新函館北斗駅前~北海道昆布館6分200円、北海道昆布館~函館駅前700円(103系統なら52分、33系統なら1時間4分)
【利用可能な乗車券】はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券
※函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券は一部で利用不可(新函館北斗駅~昭和間)


【10】大沼交通シャトルバス(大沼交通)
新函館北斗駅から大沼公園へ20~30分で直行

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新函館北斗駅から大沼公園へは、函館方面と逆方向にわずか10キロほどの距離。JRの特急・普通列車のほか、大沼交通が運行するシャトルバスを利用すると便利です。観光バスタイプの車両で運行。日中の新函館北斗駅発着の新幹線との接続もはかられています。

【始点・終点】新函館北斗駅前~大沼流山牧場
【停車バス停】函館大沼プリンスホテル前、大沼ポロト館前
【所要時間・運賃】新函館北斗駅前~函館大沼プリンスホテル前18分630円
※函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券は利用不可


【11】空港シャトルバス(函館帝産バス)
函館空港から乗継なしで湯の川温泉、函館駅前、西部地区へ

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函館空港から湯の川温泉街や函館駅前へ向かうには、函館バスの路線バスのほか、函館帝産バスの空港シャトルバスがあります。こちらは観光バスタイプの車両で運行されており、大きな荷物はトランクルームに預けることができます。函館空港発着の飛行機との接続がはかられているのも便利。湯の川温泉のみ停車して函館駅前まで運行の快速便もあります(1日7往復)。運賃前払い。

【始点・終点】函館空港~ホテル WBF グランデ前
【停車バス停】湯の川温泉、競輪場前、大森町、函館駅前、国際ホテル前、ベイエリア前
※函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券は利用不可


【12】100系統(五稜郭快速線)、とびっこ(函館バス)
函館空港や湯の川温泉街から五稜郭公園へのアクセスに最適

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函館空港から五稜郭公園へ、乗り継ぎなしで、目的地の近くまで行けるバス路線があります。100系統快速は、函館空港と五稜郭タワー前の間を運行、函館空港発が1日4便、五稜郭発が1日3便です。とびっこは、函館空港から五稜郭回りと亀田支所回りがあり、湯の川・五稜郭へは五稜郭回りの便が便利です。

【始点・終点】(100系統快速)函館空港~五稜郭タワー前、(とびっこ)函館空港~五稜郭~函館空港(循環)
【主な停車バス停】(100系統)湯の川温泉、市民会館・函館アリーナ前、(とびっこ・五稜郭回り)湯の川温泉電停前、函館アリーナ前、競馬場前、警察署前(五稜郭公園最寄り)、(とびっこ・亀田支所前回り)湯倉神社前、亀田支所前、警察署前(五稜郭公園最寄り)、競馬場前、湯の川温泉電停前
【所要時間・運賃】(100系統)函館空港~五稜郭タワー前23分260円、(とびっこ・五稜郭回り)函館空港~警察署前33分270円、(とびっこ・亀田支所前回り)函館空港~警察署前39分290円
【利用可能な乗車券】函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券


◆足をのばして、函館の郊外や近郊へのお出かけに

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鉄道がカバーしていない遠方への移動に、バスの利用が便利な場合も。函館バスの1日・2日乗車券は一部区間を除いて利用できないものの、「はこだて旅するパスポート」や「江差・松前周遊フリーパス~千年北海道手形」が利用できます。


【13】川汲経由鹿部行き(函館バス)
北海道唯一の国宝「中空土偶」を見に行くならこの路線

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北海道唯一の国宝「中空土偶」を常設展示する函館市縄文文化交流センターへは、函館駅から車で約1時間。本数は少ないものの、バス路線を利用することができます。最寄りは臼尻小学校前バス停で、徒歩10分ほどです。車両は観光バスタイプの場合もあれば、ノンステップバスを含めた一般的な路線バスも運行されています。函館駅前から南茅部支所前を経由して鹿部へ向かうこの路線のほか、川汲経由椴法華行きに乗車して、南茅部支所前バス停で鹿部方面への便に乗り換えても、臼尻小学校前を通ります。詳細は駅前バスセンターでお尋ねください。⇒縄文文化交流センター、バスでのアクセスガイド

【始点・終点】函館駅前~鹿部出張所
【主な停車バス停】五稜郭、湯倉神社前、トラピスチヌ入口、川汲温泉前、南茅部支所前、臼尻小学校前、道の駅しかべ間歇泉公園
【所要時間・運賃】函館駅前~臼尻小学校前1時間21分1250円
【利用できる乗車券】はこだて旅するパスポート、交通系IC乗車券
※函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券は、一部区間利用不可(トラピスチヌ入口~鹿部・古部)、


【14】快速松前号(函館バス)
日本最北の城下町・松前へ、公共交通機関でアクセス

170731X02.jpg桜の名所、松前城のある松前町。函館から車なら約2時間の距離です。かつてあったJR松前線に代わって函館駅と松前を結ぶ函館バスの快速松前号は、高速道路こそ走りませんが、主に観光バスタイプの車両で運行される長距離バス路線です。途中、木古内、知内、福島を経由するのも便利ポイント。なお、松前町内の移動には地域生活バスの「大漁くんバス」が便利です(料金100円)。

【始点・終点】函館駅前~松前ターミナル
【主な停車バス停】五稜郭、木古内、知内出張所、福島
【所要時間・運賃】函館駅前~松前ターミナル3時間20分2050円
【利用できる乗車券】江差・松前周遊フリーパス~千年北海道手形)、交通系IC乗車券
※函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券、はこだて旅するパスポートは利用不可


【15】函館・江差線(函館バス)
江差町へのメインルートを走る路線バス

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古い街並み、江差追分、勇壮な祭りなど、魅力たっぷりの江差町。函館駅前から新函館北斗駅を経由して、江差ターミナルまで路線バスが走っています。観光バスタイプの車両と、ノンステップバスを含めた一般的な路線バスの両方で運行される路線で、JR江差線廃止以前からの江差へのメインルートとなっています。

【始点・終点】函館駅前~江差ターミナル
【主な停車バス停】五稜郭、新函館北斗駅、鶉、厚沢部、姥神フェリー前
【所要時間・運賃】函館駅前~江差ターミナル2時間20分1880円
【利用可能な乗車券】江差・松前周遊フリーパス~千年北海道手形、交通系IC乗車券
※函館バス1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日・2日乗車券の一部区間(北大裏~江差ターミナル)と、はこだて旅するパスポートは利用不可


バス会社問い合わせ先
函館バス(函館駅前案内所)0138-22-8111
函館帝産バス0138-55-1111
大沼交通0138-67-3500

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※まとめ/記者X 2017/7/28公開