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函館街歩きのお楽しみ、デザインマンホール
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ふだん何気なく歩いている街なかにあるマンホールのふた。全国各地に、地元の名所や特産品などをデザインした「ご当地マンホール」があります。各地のデザインマンホールを集めたウェブサイトや本もあり、密かなブームのようです。函館にも4種類のデザインマンホールがあります。毎年4月下旬~11月中旬ぐらいには、カラー版も登場。道行く人の注目を集めています。(写真はアクロス十字街周辺)

カラーマンホールが設置されているのは、函館駅前や元町・ベイエリアなど、観光客が多く訪れるエリアの9カ所前後。雪の降る時期は、滑りやすかったり除雪で傷ついてしまったりすることもあるので、無着色のものに交換され、4月下旬になると再びカラー版に交換されます。


◆函館のカラーマンホール4種類を紹介します

【イカ
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「函館市の魚」に指定されているイカ。4種類の中では唯一1989(平成元)年に初めて設置された、函館のデザインマンホールの元祖です。

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函館朝市内、ベイエリアのショッピングモール「はこだて明治館」前、アクロス十字街周辺、元町公園の東側、函館公園裏入口(谷地頭町側)、弥生小学校横(東坂)、函館美術館前(五稜郭町)などで見ることができます。(写真は函館朝市)

【五稜郭】
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国特別史跡の五稜郭跡と、国指定重要文化財の旧函館区公会堂のコラボデザイン。

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函館朝市内、はこだて明治館前、アクロス十字街周辺、函館美術館前、市電「千代台」電停前休憩広場に設置されています。(写真はアクロス十字街周辺)

【観光シンボルマーク】
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函館ハリストス正教会とカモメがモチーフ。異国情緒あふれる教会群と、海に囲まれた街を象徴するカモメ。

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函館朝市内、はこだて明治館前、アクロス十字街周辺にあります。(写真ははこだて明治館前)

【タコ】
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冬のタコ漁が盛んな市内戸井地区(旧戸井町)限定で設置。

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これまで無着色のものが出回っていましたが、2015年春から、カラー版が市立戸井幼稚園前の公道に設置されました。戸井地区は函館市中心街から車で50分ほどの距離にありますが、戸井まで行かなくても、函館市企業局の入ったビル「アクロス十字街」1階ホールにも装飾されています。


◆無着色のマンホールにも味わいがある

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色のついていないデザインマンホールは、函館市内のあちこちで見られます。市民にとっては見慣れたアイテムですが、観光客の皆さんは、街角のマンホールにイカや教会の絵柄を見つけたときに、珍しいなあと思われるのでは? 無着色のマンホールは、カラーとはまた違った味わい。特に、古民家や歴史的建造物を生かした店などが多いベイエリアや元町地区では、落ち着いた街の雰囲気にしっくりとなじんでいます。


◆街のおしゃれポイント、消火栓にも注目

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ところで、函館の街を歩いていると目につくこんな黄色い物体。これは、「函館型三方式地上式消火栓」。1937(昭和12)年から設置されている函館市独自の消火栓で、それ以前は消火栓が地下にあるタイプを使用していたそうです。転換の背景は、函館が何度も経験してきた大火。2000人を超える死者を出した1934(昭和9)年の函館大火の反省から、函館市が調査や検討を重ねて作りました。取水能力が大きく、大量放水ができるそうです。

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2015年3月現在、合併前の旧函館市内で約2350本の消火栓が設置されている中で、2035本以上がこの地上式と、すっかり主流です。ただ、条件によって地上式消火栓が設置できないところもあり、現在でも地下式消火栓も使われています。気になりだすと本当にあちこちで目につく黄色い消火栓。函館の街を守ってくれている力強い存在なのです。


◆カラーマンホールが展示されているアクロス十字街

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下水道事業を管理する函館市企業局の入るビル「アクロス十字街」の入口には、カラーマンホール4種類が展示されています。市電「十字街」電停のすぐそばにありますので、街歩きの途中で、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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透明な外扉と内扉の間に設置されており、営業時間外でも外から眺めることができます。

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函館市企業局によると、デザインマンホールは下水道事業のイメージアップなどを目指して昭和60年代から各自治体が取り入れるようになり、全国に広まっていったそうです。函館を訪れた際にはぜひ、足元にも気を払って見つけてくださいね。

問い合わせ 函館市企業局0138-27-8711

※記者C 2015/4/23・5/1取材、5/1公開、2018/5/30更新